自称画伯が漫画倶楽部に行ってみたら楽しかった
8/18日、お盆休み最終日に漫画倶楽部という会があり参加してきたのでそのレポートです。
参加したきっかけ
漫画はおろか絵すらも描くことはからっきしで、大体下のレベルの絵しか書くことができないのですが、非常に楽しかったので書くことにしました。
自己紹介ですが、普段は学生兼エンジニアをしています。
電子マンガの研究をしており、いちど描き手の気持ちを知って研究に役立てたいと思ったので参加することにしました。
というのは建前で、正直一度描いてみたかったので、参加しました。
(漫画クラブは初心者okという触れ込みだったので『KOREDA!!』と思い申し込みました。)
会の始まり
会場はnoteの運営会社であるpiece of cakeのオフィスです。
到着後まず座席のくじをひき、そのグループの座席に座りました。
グループの人数は、生徒が5人と講師の方が1人で、まずはアイスブレイクから。
自分の名前と好きなマンガについて順番に語りました。
ここでいいなと思ったのは、参加者は全員マンガが好きな方々なので、少なくとも疎外感を覚える心配はないということです。
むしろ盛り上がっていないグループはないくらいで、どのグループの雰囲気もよかったです。
一通り盛り上がったのち、こしの先生があらかじめ配られていた紙を頼りに絵の描き方を話し始めました。
『簡単なんだよ』と言いながらさらさらと書いていく様を『簡単じゃないんだよなー』と思いながら見ていて、言うとおりに描いてみたところ、
めっちゃ簡単やん
となりました(ウマさは一番上の絵と相対的に見てください)。
漫画を描く
一通り絵の描き方などの説明を終えたのち、本題である漫画を描いてみようという時間になりました。
『嬉しかった瞬間』というお題について、2時間で自由に描いてみようというスケジュールでした。
とりあえず4つほど話を考え講師の方に相談した結果、大学で所属していたサークルで作っていたコントドラマ制作の話を書くことにしました。
恥ずかしくあるのですが、このレベルの画力でも楽しさが勝ったことを強調することを目的に漫画を晒しておきます。
なお、複数のポージングとコマ割りの基礎的な部分についてやじまけんじ先生、にしもとのりあき先生、小柳かおり先生のご助言をいただきました。
(ボケのところ、個人的にとても好きでいれたのですが映像ではコードが地面と同化して見えず、めちゃめちゃスベったことだけお知らせしておきます)
漫画を描いてみての感想としては、
・ 2時間もあったので正直余裕だろうと思っていたら全く違った
・ ポージングや心情は、画力がなくても伝えることができること
・ 漫画用の用紙はめちゃめちゃ描きやすいこと
・ 漫画制作の大変さを身を以て実感し、週刊連載へのリスペクトが増した
などがありました。
漫画の製作時間が終わった後、40分ほど参加者の方々の漫画を互いに褒め合うという時間が与えられました。
どの方の漫画も嬉しかった瞬間に共感ができ、一通り終わったあとに見た自分の漫画へのフィードバックの褒め言葉が非常に嬉しかったです。
会の終了後
実はここが肝だった気がします。
会の終了後、ワダシノブ先生に『僕の描いたマンガを、先生が描くとしたらどうしますか』という質問を投げました。
というのも、普段はコマ割りを定量化(数字になおすこと)などを研究しており、プロの方々がどのようなことを考えながら書いているのかを少しでも吸収できればと思っていたからです。
ワダシノブ先生は非常に親身にアドバイスをしていただき、さらに他の先生を呼んであなたならどういう風に直すかということを聞く手助けをしてくださいました。(めっちゃいい人…!)
先生により着目点は様々で、どれも非常に参考になるアドバイスだったのですが、これは聞いた者の特権として胸にとどめておこうと思います。
プロの方に目の前で読んでもらう瞬間の緊張は激しいものがありましたし。
ただ、重ねてになりますがやはり目からウロコが落ちるようなアドバイスが沢山あったので個人的にはオススメしたいです。
まとめ
総評して非常に行ってよかったように思います。
少なくとも漫画好きが集まってるためコミュニケーションに困るようなことはほとんどないですし、また、絵が下手だからといって馬鹿にされるようなことも全くないです。(むしろめっちゃ褒めてもらえる!)
一つだけ後悔しているのは、事情があり会の後に講師の方々とのご飯会があったのですがそこに参加できなかったことです。
誰か、こっそりレポートとか作っていないだろうか…
また機会があれば、ぜひ参加してみたい会でした!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?