行動指針は決めてもらうモノではなくなった
ウィルスによって世の中が劇変して半年が経った。
これを書いている時点、2020年8月15日の現在、見えない敵を相手に世の中は大混乱中。総理大臣・政府・与党・野党・知事・メディア、全員言ってることが違う。誰が言っていることに従えばよいのか国民が分からなくなっている。。
【飲食業が困っている】というニュースを見れば
「空いてそうな時間に行こうかな・・・」と思うし、
【飲食店でクラスター】というニュースを見れば
「・・・自炊しよう」と思う。
【俺は若いから感染してもいいし】的な発言をしているニュースを見れば、
街頭でもネットでも大炎上&袋叩き。
【帰省してきた方に対して、何の事情も背景も分からないのに匿名で酷い文章を書いた紙を家に投げ込んだ】というニュースを見れば
「それはあんまりだ」とも思う。
どれも、「個人的な思い=程度問題」でしかない。
二度目の緊急事態宣言を待っている人もいれば、
二度目の緊急事態宣言を意地でも阻止したい人もいる。
「誰も間違っていない」状態。
常に「誰か」のことを考えて動こうとする日本人。
「行動指針」さえ明確に示されれば、自分を律することさえ厭わない日本人。。
しかし、その「行動指針」が、いつまで経っても出ない。
もはや、待っていても出ないものは出ない(出せない)ので、
【どうしたら自分/自分の大切な人や家族/周囲の他人を守れるのか】
を自分のアタマで考えて決めていくしかない。
…というのが、今日現在の僕の正直な思いです。
会社に勤めている方は、会社から指針めいたものは出ているかと思いますが、それは勤めている「あなた」への指針であって、あなたの周囲の方への強制力はありません。
なので、【これからどう生きるべきか】について、総理大臣でも政府でも知事でも会社の社長でもなく、ましてや区長/市長(もはや「誰?」というレベル)の人でもなく、【決定権が自分まで下りてきた】と考えるべきと思います。世帯主の方なら、「家族の行動範囲を決定する権限」ということになりますかね。
ということで僕は、テレビ、新聞、ネット、別居の親、周囲の人からの情報を可能な限り集めて、何がベストに近いベターなのかを考えて、「○○家」としてのルールを決めて動いています。
Photo by Anandu Vinod on Unsplash
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