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生成された世界の衝撃。AI動画の世界に触れて #029

今日は、ちょっと久々の友人とあう予定があり遠出をしてとある地方都市へ

その友人のさらに知人の関係で生成AI動画のコンテスト?
街中の映画館が取り組んでいるイベント企画のようなものに参加してきました。
その後の友人との酒のつまみ程度に考え、ちょっと覗き見だけのつもりだったのですが

動画の生成AIが、社会をとんでもないことにし始めていました!
※ちなみに覗き見してきたのは下記のイベント↓

なんだか、目次だけ見るとトンデモな文章ですが、
今日体験し、体感したことであり、ただの思考実験とかではないので、
最後までお付き合いいただけるとありがたいです。。。

生成されたものが動画になると、急に現実に近くなる

素材としての2〜4秒動画を繋いで20秒程度の実験作品的なニュアンスのものが多数投稿されていたのですが、普段目にしているようなショート動画と遜色ないようなものが大量に生産されており
激ヤバでした

また、
パフュームっぽい音楽がBGMとして使用されてたりもしたのですが
それらも普通にAIでつくられていて
音楽界隈もこのレベルまで来てるんだ、という驚きもあったりしました、が

そもそもの動画の話に戻りますと

CMの挿入映像などとして使われそうな
4秒程度の動画 
自然の風景、花畑や、紅葉のアップ、雲や波、水飛沫などはほぼ違和感ないレベルで
もはや実写なのか生成動画なのかわからないレベル

人の描写も、静止画のAI画像が4秒くらいの尺で動くレベルのものはほぼ違和感ないです。

画像生成AIが苦手な分野である、手や足が動きに入ってくるとAI動画にも同じように奇妙な挙動が入ってきますが
多分、これから半年一年で違和感ないものになっていくんだろうなと思われ
本当にすごい社会になってきたなと心底震えました。

生産側が追いついて世界は激変する

ネット技術の発達によってリッチコンテンツが増えていくという言説は昔から言われ続けてきましたが(ブログ→ピクシブ→ユーチューブなど)

これだけのクオリティのものがプロンプト(言語指示)だけで作れるようになったのであれば
いまさまざまなwebサイトでイメージ画像として挿入されている静止画ってのはすぐに動画に置き換わっていく気がします。
だってそっちの方が雰囲気も伝わるし、目を引くので。

最近のインスタなどでアップされているお食事や風景の投稿も、静止画よりも動画の方が目を引くものが増えてきてますが、
あれと同じ話かなと。

AI革命は産業革命に匹敵するって言葉を聞いたこともありましたが、ようやく実感を持って腹落ちしました。

これまでは、動画をコスト安く配信するインフラ側はすでに整っていたが、
その動画を作るためには、結構な手間がかかっていました。
TikTokやショート動画だって
一定のレベルのものを撮影するにはそれなりの準備が必要です。撮影される被写体の準備も必要ですし、そのロケーションに撮りに行かなければいけないなど。撮ったあとの編集ももちろん。

そんな世界に、文章(プロンプト)を打ち込むだけで数秒で映像が作られちゃう環境が追いついた。

プロダクト側の大変革が追いついて、
ようやくネット社会がここから加速度的に一段上に上がっていくんだなと実感しました。

作家の個性が滲み出るイラストは唯一逆に価値が高くなるかもしれないが、挿絵は無くなっていく。
多分、ほとんど生成された動画に移り変わっていくのかなと思います。

擬似的なものが現実を凌駕し、到来する社会について

今回、さらにまた非常に稀有な体験をさせてもらったなと感じるのが
会場が映画館だったという点。

暗がりの中、現実世界の要素が薄くなる環境の中で、大画面から仮想社会が滲み出てくる

ところどころ、現実とは違う不具合な映像がちょこちょこ挟まることによって、これが現実の映像ではないということが伝わりながらも、
でも現実以上の、いわゆるインスタ映え的な ある意味、現実を盛ったような綺麗な社会が目の前に広がってくる

当たり前のように整った顔が、整ったスタイルの人物や風景が
イラストではなく動画として溢れでてくるとき
本当のリアルな映像や画像は、マジで擬似的な生成されたものに取って代わられていく気がしました。

実際に触れてみると感じるのですが、
やはり整ったものというのは見ていてストレスが少ない
対して現実は(いい悪いではないのですが)、ノイズが多い。

作られたものには、余計なものがなく
現実のものは情報が多すぎてノイズを感じる

ストレス少なく触れることができるものは、擬似的なものの方だったりすることを実感しました。

この感覚は、アニメやマンガなど
現実が抽象化されている表現に慣れしたしんだ世代は特にかも知れません。

動画としてそういう世界がスクリーンから溢れ出てくると、今まさに「そこ」にあるはずの現実世界への認識自体がずれてしまいそうになる感覚がありました。
たった映画館で1時間ほどの間、擬似現実に触れただけで。。。

擬似世界、これは今後すぐに社会に溢れてくる

ましてやそれが普通に身近にあるこれからの子どもたちは、
僕らが育ってきた世界とは、本当に違う感覚で世界を認識していくんだろうなと思うと

ぼくの目の黒いうちに、現実がSFの世界に突入していくんだなと感じました。

かなり長々と書いてしまいましたが、
そしてまだまだ伝えきれてない感が僕自身すごいのですが

これはこれ以上書いても文章などで伝わるものでもないので
今日はここまで💦
溢れるものが止まらない自分を止めます。

備考:動画生成AIの今の雰囲気がわかる動画をご紹介↓

僕が参加してきたイベントに使用されていた生成AIは下記動画のなかで紹介されているトップ3が主に使われていましたので、動画の後半の部分などを見ていただけると雰囲気伝わるかもです。

もう一つ、
こちらは違う側面の動画生成についてご紹介
下の動画では、説明動画が10秒で作成され、そこから細かい修正をかけて完成させてます。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

#ジブン株式会社マガジン

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