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水道ニュース・天地人コンパス 宇宙水道局」サービス提供開始から1年が経過


天地人の革新:宇宙ビッグデータで水道管の漏水リスクを管理

JAXA認定の宇宙ベンチャーである株式会社天地人(代表取締役 櫻庭康人)が提供する「天地人コンパス 宇宙水道局」は、宇宙ビッグデータを活用した画期的な漏水リスク管理業務システムです。このシステムは、漏水リスク評価と調査策定を一元管理できるクラウド型のシステムであり、複数の人工衛星から取得したデータやオープンデータを用いて、約100m四方の範囲内で漏水リスクの可能性区域を5段階で確認・管理できます。提供開始からわずか1年で東京都や福島市、札幌市、前橋市、青森市など15の自治体に採用され、2024年1月にはインフラメンテナンス大賞、2024年3月には宇宙開発利用大賞を受賞しています。

人工衛星データとAIの力で漏水リスクを見極める

「天地人コンパス 宇宙水道局」は、複数の人工衛星から取得したビッグデータやオープンデータを活用し、漏水リスクを評価する画期的なシステムです。AIによる統計学的解析により、劣化・腐食要因や漏水発生情報などをもとに漏水リスクを高精度で評価します。クラウド型のシステムであるため、評価内容をモバイルPCでいつでもどこでも確認でき、現場での漏水調査の結果を入力・管理することが可能です。また、漏水調査結果や住民からの通報内容をナレッジ情報として保存・印刷し、AIに学習させることで解析精度の向上が期待されます。

機能の充実とユーザーからの高評価

サービス開始から1年間で、ユーザーのニーズに応えるために様々な機能を追加してきました。特に高評価を受けたのは「衛星データ表示機能」で、リスク解析に使用した衛星データの内容を確認できるようになりました。また、「画像アップロード機能」により、視覚的な情報を共有・保存することが可能となり、老朽化した水道管の様子などの情報も記録できるようになりました。さらに、「漏水リスク評価結果の絞り込み表示機能」により、事業者のニーズに応じた漏水調査箇所の選定が容易になり、業務効率の向上が期待されています。

自治体向けセミナーの開催

「天地人コンパス 宇宙水道局」に関するプライベートセミナーを、2024年6月25日(火)と27日(木)にオンラインで実施します。このセミナーでは、「人工衛星×水道ビッグデータ×AI戦略」をテーマに、天地人コンパスの活用事例を紹介します。AI時代の到来により、水道管路の維持・更新業務の生産性向上が期待される中、データを武器として活用する方法に関心を持つ自治体職員の皆さまにとって、有益な情報を提供する予定です。

とのことです。自治体関係者ではないので、内容に関心があるのですが、アクセスできないので残念です。