見出し画像

水道ニュース・福井市・料金を含めた水道事業計画の見直しへ


福井市上下水道局が水道計画の見直しに着手しました。水道料金改定につながる見守りたいです。

福井市の水道事業見直しに向けた取り組み

福井市の水道事業について、施設の老朽化や経営状況の厳しさが課題となる中、料金を含めた基本計画の見直しが行われることが決定しました。2024年6月24日に開かれた会議では、福井市が策定した2020年度から10年間の水道事業基本計画について、残り5年間の取り組みを見直すために、有識者など約20人が出席しました。

福井市の担当者からは、浄水施設や水道管の一部設備における耐震化の遅れが報告されました。この報告に対して、参加者からは最近の能登半島地震を受けて、耐震対策の強化を求める意見が出されました。設備の更新には資材価格の高騰などの影響で費用が増加する見込みであり、このため福井市は約1年をかけて水道料金を含めた基本計画の見直しを行う予定です。

水質検査の透明性と市民への情報提供

また、会議では有害物質とされる有機フッ素化合物(PFAS)について定期的に検査を行っていることが報告されました。これに対して、参加者からは検査結果を積極的に市民に発信するよう求める意見が出されました。福井市経営管理課の野阪貴裕副主幹は「市民に安心して水道を利用してもらうために、設備や財政基盤の強化を図りたい」と述べています。

このように、福井市は市民の安全と安心を第一に考え、水道事業の見直しに取り組んでいます。市民が安心して生活できるよう、今後も引き続き努力を続けていくことが期待されます。

(出典:NHKニュース)