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水道ニュース・宇部市水道局・水道週間の出前授業


宇部市水道局が、地元の原小学校で出前授業をした様子が宇部日報で報じられました。この出前授業は、6月6日に行われ、総合的な学習の一環として4年生42人が参加しました。この授業は第66回水道週間に合わせて実施され、水道の仕組みや重要性について理解を深める機会となりました。

水道の供給過程を学ぶ

授業では、まず水道局の講師たちが登場し、水道の供給過程について詳しく説明しました。降った雨が川やダムに集まり、そこから水道管を通って浄水場へと運ばれる様子を、子供たちは興味津々で聞き入りました。浄水場では、特殊な薬品を使って水をかき混ぜ、汚れを沈め、さらに消毒を行うことで、安全で清潔な水道水が作られることが紹介されました。

浄水の実験に挑戦

次に、子供たちは実際に水を浄化する実験に取り組みました。500mlのペットボトルに汚れた水を入れ、粉末活性炭を加えて匂いを除去し、パックと呼ばれる薬品を使ってさらに水をきれいにする工程を体験しました。この実験では、汚れた水が徐々に透明になっていく様子を目の当たりにし、子供たちはその変化に驚きと喜びの声を上げていました。

水道水の価値を知る

また、この授業では水道水の価値についても強調されました。水道水は安全で美味しく、厳しい基準に基づいて管理されていることが説明されました。水道法によって定められた基準をクリアするだけでなく、水道局では27種類の自主検査を行い、品質を保証しています。さらに、クイズ形式で100円分の水道水がペットボトルの2Lボトル270本分に相当するということが示され、子供たちはそのコストパフォーマンスの高さに驚いていました。

水道水の大切さを学ぶ

授業の締めくくりに、講師たちは子供たちに対して、水道水の貴重さ、安全性、美味しさの3点を覚えておくように伝えました。水道の仕組みやその価値について学んだ子供たちは、身近な水道水に対する感謝の気持ちを新たにし、日常生活において水を大切にする意識を持つことができたことでしょう。

教育活動の重要性

このような教育活動が、次世代の子供たちに水資源の重要性を理解させるきっかけとなることを願っています。原小学校での出前授業は、子供たちの学びの場として非常に有意義なものとなりました。

出前授業は難しいですが、下記の図書が参考となります。