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埼玉県・水道用水供給事業の料金改定 23%程度

埼玉県企業局のホームページに掲載された情報によると、同局は現在、水道用水供給事業を通じて、各家庭に直接水道水を配水している市や町などの受水団体に対して水道用水を供給しています。この供給の安定を継続するために、水道用水の料金改定が必要とされており、その方針についてお知らせがありました。

現行では1立方メートル当たり61.78円で提供されている水道用水の料金が、改定後は76円程度となる見込みで、これは約23%の値上げとなります。平均的な家庭用水道料金に与える影響は、1か月当たり約176円、つまり7%程度と試算されていますが、影響額は受水団体によって異なる可能性があるとのことです。

料金改定の時期は令和8年4月1日を予定しており、改定を実現するためのスケジュールも明示されています。令和6年12月に開催される定例県議会において、改正条例案の提案に向けた準備が進められる予定です。なお、改定額は現段階の試算であり、今後の令和5年度決算等を踏まえて精査される予定です。

この料金改定は、水道用水の安定供給を維持し、今後も受水団体への供給を継続するために不可欠な措置とされています。埼玉県企業局は、受水団体と連携しながら供給体制の強化に努めるとともに、料金改定に伴う影響についても詳細な情報提供を行い、理解を求める姿勢を示しています。

ホームページのお知らせでは、多くの利用者に対して、水道用水の料金改定がどのように影響するかを理解してもらうことを目指しており、安全で安定した水道用水の供給を続けるために、理解と協力を求めています。

スライドで行間を読む必要がありますが、検討内容は下記のとおりです。