令和四年度筑波大学学校長推薦型入試

 どうもこんにちは。このたび筑波大学情報学群情報科学類に学校長推薦型入試で合格することができました。やすと申します。簡単な自己紹介からさせてください。
[自己紹介]
・長野県出身
・男
・サッカー部



いくつか書いてみようかと思いましたが、なかなか思いつきませんねw趣味もこれといったモノがなければ、得意な教科は他の筑波生に比べると名乗るほどではないですし、まぁこのように平凡な人間です。ですが諦めない気持ちだけは強いと思います!

[志望理由]
 ではなぜ数ある大学の中で筑波大学を選んだかというと、「情報学群」これがあったからです!今までAIやプログラミングなどの情報系の分野には興味を持っていました。もちろん他にも情報の分野について学ぶことのできる大学はありますが(自分の学力とも相談をしてw)この大学を選びました。



という薄っぺらい、つまらない志望理由では受かることはないよね。



######WARNIG######
ここから急に口語です。
フォルテシッシモです(よくわからんが言ってみたかった。)

んじゃ気を取り直していこう。もちろん俺もみんなと同じようになぜこの大学に入りたいかをめっちゃ考えたよ。あ、そういえばあまり考えずに入試前日ぐらいになって固めたって言ってた人がいたな。すごいな。ほんとすごいな。まぁ詳しい志望理由は堅苦しい感じもしちゃうからいわないけど、自分なりの志望理由がみんな確立しているよね。

[推薦への取り組み]
 俺ね。ぶっちゃけ、推薦一本で狙ってたのよwwwwネットとかで調べても、先生に相談しても「絶対に共通テストの勉強や二次対策を並行して進めていってください。」っていわれたよね。無視しました。特に化学と物理はやらなかったな~(化学に関しては大学で使わないから授業中に席でこっそり面接練習してたわ)。

[英検について]
 あ、そうそう。英検が使えるっていうことがわかってからすぐに準一級をとろうって決めたよね。準一級なんて無理だなぁって思ってたけど、やってみると単語ゲーで、それがわかってからずっと単語帳見てたわ。あ、もちろん化学の授業中にね。でさ、一回過去問を解いたらすごく違和感があったのね。だから違う年度をもう一回解いた後によく考えたの、そしたら”あること”が判明した。「でる順 パス単」っていう単語帳があるじゃんね。そんであれは、”でる順”っていう名前からもわかるとおり、試験に出る頻度が多い方から順にA→B→Cという感じで単語が載っていたのね。一つのパートが大体520単語ぐらいで、520×3って感じ。純粋なやすくんは「Aからたくさんでるのかー!じゃあAを重めにやろおおお!」って考えたの。賢い。だけどこれ実はだめで、俺の過去問分析によって解明されたことは、

「「Cからめっちゃ単語でてるwwww」」

これだったの。そんでさ、過去問といたのが本番の直前ぐらいだったから、気づいたとしても間に合うはずもなく「英検準一級第一回目敗北」でした。もうそこからはCもちゃんとやって全部頑張ったら二回目で合格つかみ取れましたわ。この準一級獲得があったから、少しだけ推薦入試への心配がほぐれたかな。

[面接について(塾のこともw)]
 えとねー面接はねー。俺英検以外の面接初めてだったから、めっちゃ調べたよね。先生にめっちゃ聞きに行った。まぁ結局そういうのに強いのは先生だから、先生に聞いた方がいいよね。あー、一応塾でもやったな。

ーーちょっと塾の話をさせてくださいーー

 うちの塾は長野県にしかないところで(信学会じゃないよ)、英語を学びに行っていました。でもね、正直、英語に関しては講師の先生よりおれのほうができちゃっていってる意味なかったね(俺のレベルが高いわけではなく、彼が低い)。さらにその先生はね、雑談がすごいのよ。レパートリーがいろいろあってふとした瞬間に(視線がぶつ~かる~)雑学として雑談を入れてくる。すごくどうでもよかったです。しかもレパートリーがいろいろあるといっても、そのそれぞれの話を計4回ずつぐらい聞きました。もう結構です。ほんとに。あと、なんか筋トレ器具つけて隣でスクワッドしてるからがちゃがちゃうるさいです。ほんとに。そしてしまいには、俺が英語の長文をやっているときに、俺の消しゴムをとってマジックしてきました。本当に迷惑でした。あ、でもね悪いことだけじゃなくていいこともあったよ。その先生が英語教えられないから、一人先生を雇ったらしいのよ。その先生は留学経験もあってTOEICも高くていい先生。そして何よりの評価ポイントが、可愛い。男子(女子もか?)諸君はちょっとでもうらやましいと思ったでしょ?もう一人の先生のマイナスポイントが強すぎるかなwwその女子の先生はまじでお姉ちゃんて感じで、小柄で、ボブで、少し茶色い髪の毛で、めちゃ優しい、笑顔が最高な先生でした。推薦のための勉強期間は英語教わりにいくというより、その先生と話しに行くために塾には行ってたね。やすらぐ。そんでその先生は俺が合格決まったってLINEをしたら、こっそりプレゼント買ってきてくれて、「○○先生には内緒ね!」って渡してくれました。もうすごく可愛い。

[過去問について]
 みんなさすがに推薦の赤本はやったと思う。でもなかなかないよね推薦の過去問って。一つの赤本に二年度分だっけな?一般入試のやつより少ないよね。俺が推薦の赤本を入手したルートは3つあります。
①まず最新版は書店で買った。
②次に学校の進路資料室に2014年度くらいまであったかな。
③最後直前にメルカリで買った。(2008年度、2009年度のやつ。4000円)
以上この3つ。
俺結構な年度数やったと思うんだけどみんなもこのぐらいやったのかな?俺要領悪いから何回もやらないとできないんだよねwいろいろやった中で、2017年度のやつだったかな。大問1と2が両方英語の長文のやつがあって、俺が受けた本番のやつも英語の長文が二題だったから本当に助かったよね。安心した。日本語で600文字ぐらい記述するやつが結構不安だったけど、今回それがなくてめっちゃうれしかった。あ、ちなみにみんな本番はたしかB4一枚?か二枚だったけどどのくらい埋めた?俺全部埋めたのだけ覚えてるんだよね。こんなにかかせるんか~~~~って思ってた。でもちょうど終わると安心したな。ちなみに下書きは一切使いませんでした。

[いざ尋常に]
  俺は母と東横inというホテルに前泊をした。情報科学類は一日で試験と面接を終えるので、宿泊したのはその前泊をした一日だけだった。ずっとベッドの上にいたのを覚えているねwご飯食べるときもベッドの上。勉強するときもベッドの上。そしてどうしても落ち着かない時に、少しだけしてしまったゲームもベッドの上。その時間はプレッシャーもあるし退屈だし、という感じで早く時間が過ぎないかという気持ちも心のどこかにあったよね。結局寝たのは10:30ぐらいだったかな。
ー次の日ー
いい朝だったよ。緊張感が漂う中、試験会場まで足を運んだのだけれどその途中で、数学かなんかの教科書を持った一人の男の子がいてね、めっちゃ頭良さそうで「あ、こいつには負けそう。」っておもったのよ。心の中で、絶対こいつはくるな!!、こっちくるな!!と思ってたんだけど結局その子は理工学だったかな?なんかそんなような所に行って、「ほっ せーふ。」って思ってた。こわかったなあああ。
ー試験会場ー
試験会場に着くやいなや、俺は口頭試問(数学)の対策してたかな。数学の教科書をめちゃめちゃ読んでた。まぁもちろん周りの人もたくさん勉強している訳よ。だけどさ、そこで疲れちゃって本番できなかったら元も子もないよね。だから俺は目を閉じました。寝てはないです。目を閉じるんです。目を閉じてずーーーーーーっと前を向いていました。結局のところ、今から俺たちは英語の長文を読むのだから、一番必要なのは体力なわけで、まわりがめちゃめちゃ勉強しているという不安に打ち勝ち、視界を閉ざし、精神を研ぎ澄まし、体力を回復させていた俺は、すごく偉い。頑張った。そしてトイレに行きたくなったからふと目を開けたんだよね。そしたら前にいた女性の試験官と、バチーーン!と目が合いました。そのとき思ったことは、「え?ずっと俺のことみてたのかな」でした。あと実はもう一人めっちゃ俺のことを見ていた人がいたのね。席までいうと完全に個人を特定することが可能な位置にいた人だったのでいいませんが、俺が目を開いて、席を立って、椅子をしまって、歩きだして、、、、、その間も「ジーっ」
と見られていました。あ、特に不快な気分にはならなかったから全然大丈夫だよ!そんで試験が始まった。

[英語]
 まずは英語の長文問題(小論文)。たしかB4の答案用紙2枚と、それに付随して下書きも二枚あったはず(ちょっと黄色かったっけ?)。英語の問題自体は、英検準一級の長文の方が読みにくいかなって感じでした。まぁ英検と違うのは記述であるということなんだけど、そこら辺は学校の授業の教材で何度もやってたからなれてたな。あと俺が好きな分野、AIのクラスタリングに関する長文(大問2)がでていたので俺には有利だったかな。まぁgroceryを「食べ物を買いに行く場所」って書いたときは、oh shitってなったけどね(食品雑貨店っていう名詞が出てこなかった)。あ、大問1のゲームの話も面白かったね。以上。

[英語(小論文)終了後]
 ちょっとまってね。面接・口頭試問の話の前に、、、。
英語が終わってトイレに行きたくなったのね。まぁでもみんな同じ思いな訳で、すごく混むのよ。トイレの外には行列ができていたから順番に列に並んだよ。時間が経過して俺がついに先頭になったのね。そして人が出てきた。よし!俺の番だ!と思いながら過ぎ去りかけた人を横目にトイレに入ろうとすると、その人がピタッと止まってそのドアを押さえてくれていたの!!王子様かと思ったよ。王子様はどんな顔だろうと思って見てみるとさっきの、俺をじっと見ていた子だったの!だから俺は「めっちゃいい人じゃん!お互い面接頑張ろうね!」っていう言葉を胸に秘めて「ありがとう!」っていったよ。優しかったな。以上彼のお話。彼、受かってるといいなー。

[面接・口頭試問]
 いよいよ面接・口頭試問だー!みんな緊張するよね。あ、でも、しない人もいそうだなぁwwまぁいいや。まず思ったことをいうとね。

「「待ち時間なげぇ!!!」」

まぁ受験番号が大きい人はみんなこれ思うよね。俺は中盤より手前の割と早いほうの受験番号だったから、1時間30分ぐらいかな?ですんだけど、もっと後の人たちは緊張から長い間解放されないわけだから、「早めの受験番号でよかった…。」って本当に思ったな。そんでいよいよ面接になる。試験官は3人いて、最初の方は真ん中の方が少し怖かったかな~。でもね俺が志望理由を話すと、「素晴らしい….!」っていってくれたのよ。真ん中の人に伝わった!!!って思ってすごくうれしかったな。両サイドの人は元から優しくて緊張をほぐしてくれるような感じだったよ。ただね、俺の学校ってSSHっていうものに指定されていて、俺もそれに携わっていたからそれに関する質問が来たのよ。予想外(普通に考えればそれが来るってわかるww)だったもんで焦ったねwwまぁでも試験官の方々の助けもあり、いいたいことが伝えられたな!
 はい次、口頭試問。これがめっちゃ怖かったっすね~~。結構未知な領域なので対策も曖昧なのよwだけど「教科書わかってれば解けるよ。」っていろんな先生にいわれてたからさ、教科書をめっちゃやったの。そしたら、本番めっちゃ易しい問題でさ、心の中で「あぶねえええ~~~!!!」って思ってたね。二つ選択肢があって、①関数?②ベクトルだったから②のベクトルを選んで解いたよ。簡単な問題だったから差は絶対につかないと思う!!

「「まぁ俺条件のとこ間違えたけどね^^」」

ベクトルのなす角の範囲を教えてっていわれたから、本来は
「ベクトルがなす角の範囲は0°<=θ<=180°」
っていうのを、最初に「0°<=θ<=90°」ってしてしまって、試験官に変な顔されちゃうじゃんね。その次に俺は焦って
「あ!ごめんなさい!こうでしたね^^ 0°<θ<180°」
ってしてしまって、また変な顔されたから俺はさらに焦って
「三角形と~。位置ベクトルが~。」っていう謎の証明をし始めたの。
そしたら最終的に、試験官が苦笑いして「はい。わかりました。」っていったのね。落ちたと思ったよね^^まぁそんなこともあって、帰りの車ではずっと口頭試問の悔いをしゃべってたねw(ベクトルの内積でθ=0°,180°とかあっただろ!っていうね。)

[帰り]
 帰路につく。その途中で母にアボカドのスナックを買ってもらった。俺はアボカドが大好きでね、「なんだこれは!?」ってなって買ってもらいました。おいしかったよ。

[あとなんか書くことあるかな]
 あ、そうそう。俺推薦に全力を投じた人だったから、筑波大学一般入試の過去問を一切解いてないのね。だから筑波の傾向とかもよくわからないし、前期で筑波に挑んでたら結構やばかったかもwまぁでも、1/13だったかな?父は会社へ行き、母は仕事を午前だけ遅れて行ってくれて家で一緒に合格発表を迎えたよ。あの受験番号が公開されるまでの時間がとても長く感じるんだよね。ドキドキだったな。そしていざ見てみると、俺の受験番号があってさ、ほんっっっっっっっっっっとうにうれしかったよ。珍しく泣いたね。まぁこれは、もちろん自分の頑張りもあるし先生の教えもめちゃめちゃありがたかったけど、結局家から車で送ってくれたり、メンタルケアをしてくれたりした母のおかげが大きいよね。本当にありがとう。

結局、合格体験記を書いてください!っていう依頼は来なかったからこの「note」っていうアプリでまとめてみた。みんな書いてたからっていうのもあるけどねw今の俺の気持ちはね、本当に筑波が楽しみ。いい環境で、いい先輩もいて、力があるたくさんの仲間もいて、本当に楽しみだ。みんなもそうでしょう?みんな頑張るぞ。4月からよろしくね。

おしまい。(5808文字)


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