野又穫 Continuum 想像の語彙
オペラシティアートギャラリーへ行くと収蔵展でちょくちょく展示されている野又穫の作品が今回の企画展です。なんだか懐かしいような寂しいようなそんな感じが良い。階段があるとどこへ続いているのかを目で追ってしまう。
作品の中には人間と思われる表現が一切ない。そういう世界に自分がいたらと思うとゾクッとする。誰もいない峠道を自転車で走っている時に古びた橋とか大きめの建造物を見た時のような感じ。
ヘッダーの写真のような光が意識された作品は初めて見たような気がするけれど、これは展示の仕方も良くて美しい。雰囲気が夜の上海テレビ塔のよう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?