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トロント・ブルージェイズ プロスペクトランキング2023

どうも、ヤスです。


今回はブルージェイズのプロスペクトランキング2023年版を作ってみました。将来のスター候補たちを紹介したいと思います。



形式としてはランキング形式で、名前とポジション、年齢という基本プロフィールに加えて、◎項目にその選手の特長、?には抱えるリスク面等を表示してみました。長所と短所ですね。


ランキングは10位までで作りました。さっそくどうぞ。



No.1 Ricky Tiedemann LHP


2002/8/18(20歳) L/L

◎奪三振 チェンジアップ 体格 

・選手寸評

2021年ドラフト全体91位で入団すると、22年開幕時から支配的なピッチングを披露。最終的には78.2イニングでERA2.17、117個もの三振を奪い、一気にトッププロスペクトへ登り詰めた。常時95マイルほどのファストボール、いずれも平均以上の評価を受けるスライダー、チェンジアップ、6フィート4インチの堂々たる体格、ストライクゾーンに投げ込める制球力と、スターターとしての要素を全て兼ね備えている、次世代のエース候補。23年は2Aで開幕を迎える見込みで、シーズン中盤から後半ごろにはMLBへ昇格してくる可能性が高い。


No.2 Yosver Zulueta RHP


1998/1/23(24歳) R/R

◎ 奪三振 

? 制球力 健康面 リリーバー転向

・選手寸評

2019年に入団するもその年にTJ手術を受け、復帰した21年にも初登板試合の打者1人に対した際、ベースカバーのプレー中に膝の前十字靭帯を断裂するなど、怪我に泣かされ続けてきた。ようやくのフルシーズンとなった22年は、55.2イニングを投げ32個の四球を与える一方、84個の三振を奪うという力も見せた。最速100マイルに達するスピンが効いたファストボールに加え、スライダー、カーブ、チェンジアップを織り混ぜるピッチング。BB/9(9イニング換算で何個の四球を出すか)が5.2という制球面の問題から、リリーバー転向のリスクがある。


No.3 Sem Robberse RHP


2001/10/12(21歳) R/R

◎ 制球力 完成度

? ピッチャーとしての天井


・選手寸評


オランダ出身という珍しい出自を持つ。93〜95マイルのファストボール、平均以上のスライダー、平均レベルのカーブを組み合わせる。チェンジアップはまだ向上が必要なレベル。イニング数を下回る奪三振数や体格がそこまで大きくないことから、選手としての天井は高くないが、そのぶん堅実にイニングを消化する3番手タイプのスターターが将来像か。


No.4 Orelvis Martinez SS・3B

2001/11/12(21歳) R/R

◎ パワー 肩の強さ

? コンタクト力 三振の多さ スピード


・選手寸評


28HRを放ちOPS.894を記録した2021年から一転、シーズンを通してAAで過ごした22年はコンタクト面で苦しんだ。AVG.203と低打率にあえぎ、433打席で140三振を喫した一方、30HRを放つパワーを見せつけ、打撃の一長一短がはっきりしている。守備面ではSSを60試合、3Bを43試合守ったが、スピード面の欠如と肩の強さから、3Bに収まる可能性が高い。


No.5 Brandon Barriera LHP

2004/3/4(18歳) L/L

◎ 完成度 ファストボール

? マイナー未登板


・選手寸評


2022年ドラフト全体23位指名を受け、約360万ドルの契約金で入団。最速で99マイルに達するファストボール、いずれも平均以上との評価を受けるスライダー、チェンジアップに加えカーブも投げ、それらをストライクゾーンに投げ込む制球力を持っており、既に高い完成度を誇る。ドラフト指名を受けた後のインタビューでは、「22のチームが僕(の指名)を見送ったけど、彼らは後悔するだろうね」と言い放った鼻っ柱の強さも魅力。


No.6 Addison Barger SS・3B


1999/11/12(23歳) R/L

◎ ユーティリティ性 肩の強さ

? コンタクト力


・選手寸評


2021年までは目立った選手ではなかったが、22年は.308/.378/.555 OPS.933 26HRと大ブレイク。プルヒッティングの傾向が強いことと、スイング前のレッグキックが大きいため、コンタクト面には懸念が残る。守備面では高校時代にピッチャーとして95マイルを記録したこともある強肩が武器だが、フィールディング自体の評価は高くない。複数ポジションを守るユーティリティタイプが選手としての天井か。


No.7 Cade Doughty 2B・3B

2001/3/26(21歳) R/R

◎ コンタクト力

・選手寸評

2022年ドラフト全体78位で入団。打撃面ではコンパクトで素早いスイングで、バレル性の打球を量産する。103打席で四球/三振が10/29と、アプローチも良好。守備面はさほど評価が高くないが、2B、3Bとも問題なく守れるレベル。将来像はかつてブルージェイズに在籍したアーロン・ヒルのような選手か。


No.8 Tucker Toman 3B・SS

2003/11/12(19歳) R/S


◎ヒットツール


? 守備力



・選手寸評

2022年ドラフト全体77位で入団。両打席で良質なアプローチとヒッティング力を両立するが、左打席の方がよりパワーがある。スピード、守備面では評価が高くなく、どのポジションに収まるかが不透明。


No.9 Gabriel Martinez OF

2002/7/24(20歳) R/R


? コーナーOFタイプ


・選手寸評


2021年は113打席でホームランなしとパワーレスだったが、22年は352打席で14HR放ちパワー面が開花。AVG.293を記録したヒッティング面も合わせた攻撃力が魅力。一方でスピードは平均以下、守備面もコーナーOFタイプで、打撃力を示し続けることがメジャー到達へのカギか。


No.10 Dahian Santos RHP

2003/2/26(19歳) R/R

◎ スライダー 奪三振

? 制球力 体格 チェンジアップ

・選手寸評


2022年は86イニングで142個もの三振を奪った、圧倒的な奪三振力が最大の魅力。2700回転ほどと非常に回転数が多いスライダーを武器に、三振を量産する。ファストボールは90マイル台前半で動きがあるボールで、それにチェンジアップを組み合わせたピッチング。5フィート11インチという体格面、BB/9が4.6という制球力の問題から、スターターに残れるかが疑問視される。


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