トロント・ブルージェイズ 2021ドラフト速報 Gunnar Hoglundを指名
どうも、ヤスです。現地7/11からMLBドラフトが始まりました。ブルージェイズの指名が確定しましたので、簡易レポと共にお伝えしたいと思います。
全体19位でGunnar Hoglundを指名 ミシシッピ大のRHP
全体19位 Gunnar Hoglund
1999/12/17 RHP ミシシッピ大(ミシシッピ州) BAT/THROW R/L
簡易レポ
18年ドラフトでピッツバーグ・パイレーツに全体36位で指名されたが、入団せずにミシシッピ大へ進学。今年5月にトミージョン手術を受けており、それまではドラフト全体でもTOP10級のプロスペクトだった。MLB.COMでの事前順位は全体22位。
93〜95マイルの速球と鋭いスライダー、チェンジアップも第3球種として十分に機能している。平均程度のカーブも投げる。制球力の評価が一番高く、20-80スケールでは60との評価。既に完成度が高く、現時点でも先発4〜5番手級。
ドラフト雑感
現政権のシャパイロ・アトキンス政権に変わったのは15年で、ドラフト指名にすると16年のドラフトからなので6年目ですが、大学生の指名は予想できるものでした。過去5年の指名で1順目にて高校生を指名したのは18年のJordan Groshansだけで、大学生を好む傾向があるからです。その中でも野手ならSS、ピッチャーだと体格がいい選手を指名する傾向があります。しかし、Hoglundは5月にトミージョン手術を受けているため、その点では意外でした。とは言え、彼はトミージョン手術を受けていなければドラフト全体10位級の選手だったため、リスクをわかっていても指名したくなるのは理解できます。
ブルージェイズのトミージョン手術を受けたドラフト選手指名といえば、前政権下ではありますが14年全体9位でのジェフ・ホフマン(現シンシナティ・レッズ)がありました。彼は早々にトロイ・トゥロウィツキーとのトレードで移籍してしまいましたが、その後は大成したとは言えない成績が続いています。トミージョン手術を受けた選手には個人的に一抹の不安が残りますが、彼がどんなキャリアを送るのか、見守っていきたいと思います。
まだ契約前なので少し早いですが、ブルージェイズへようこそ、Gunnar Hoglund!!
追記
公式が彼の動画を上げていましたのでどうぞ。