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植木屋さんのリアルなお金事情・職人編


もしも今後、少しでも興味があって、植木屋をやってみたいという方向けに今回は、働く職人側のリアルなお金の事情について解説して行きたいと思います。

あくまでも個人の見解、経験からの記事ですので、絶対ではありません。会社や親方にもよりますので、ご了承を。

ちなみに、過去記事にてお客様側のお金の事情についての記事も書いているので、よければぜひ。

https://note.com/preview/nb5c3db6d07fe?prev_access_key=c0a02ab9f4c22cd7633d79d92adf0f6a


基本的に植木屋さんは”日給月給”です。1日いくらの金額で働き、1ヶ月の合計で何日間働いたかで月給が出ます。一般のサラリーマンみたく、月に決まった金額は貰えません。悪く言えば安定はないですが、良く言えば頑張って働いた分はしっかり貰えるという考えも出来ます。

さて、気になる植木屋業界のお金事情ですが、日当の最低額は会社や親方にもよりますが、

7000円〜10000円辺りが目安ですかね。

業界初心者であればこの辺りが妥当かと。正直10000円は全くの初心者に払う額としては中々な額なので、この金額を提示している所は業績が良い証拠です。

また、7000円は会社組織でなく、個人のいわゆる1人親方の所だとあり得なくは無い金額ですが、最近は7000円で雇っている所はほぼ無いと思うので、この金額を提示されたら他の会社や1人親方を探して比べるのも良いと思います。

また、仮に初心者であっても、車の免許はもちろん必須ですが、その他に中型免許や、移動式クレーン、玉掛けの免許などを持っている場合は優遇される可能性大ですので、もう少し貰えると思います。

他に優遇される免許としては、国家資格である『1級または2級造園施工管理技師』の免許があります。この免許があれば、会社はあなたの名前を、役所の依頼仕事の現場責任者の名前として使う事ができるので、上手く仕事を回す事ができます。

もしも初心者として上記の免許が全てあったなら、10000円以上は見込めるかもしれません。これよりも金額を上げるには当然ですが、実力は必須です。

1人で現場をこなせるなったり、大きな木に登れたり、早く綺麗に木を剪定したりと、技術を身につけて行けば、自ずと日当は上がるはずです。

職人は年数よりも、”実力”、”行動力”の方が必須スキルです。ただ長くやっているだけでは正直良い金額は貰えません。年功序列の考えの会社では実力はないがしろにされる場合もありますので気をつけましょう。

先ほどは最低金額を伝えましたが、雇われとして貰える最高の日当額は、おそらくですが、

18000円〜20000円辺りかと思います。

私の以前勤めていた会社の上司の日当が、聞く感じこの辺でしたね。

結構良い金額ですよね。まあ私はここまで行けませんでしたけど。

『これ以上欲しい』という方はもう独立するのを勧めます。

以上が植木屋さんのリアルなお金事情です。

もし少しでもこの業界に興味を持っている方は、私の過去記事も読んでいただければ幸いです。

最後までありがとうございました。



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