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自分の手で木を剪定してみましょう(生垣実践編)

 準備編の記事は読んで頂けましたでしょうか?

まだの方は読んでからでも大丈夫です。

では実践と行きましょう。

準備はよろしいですか?

今回はこの時期にやっておくべきであろう、生垣の刈り込みの実践について書いていきたいと思います。

例として、レッドロビンの生垣の強刈り込みを先日行いましたので、こちらを例にしていきたいと思います。

生垣は、初めてのお庭の手入れの方でもやり易い作業の一つです。

① 下準備

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まずは木を剪定する前に、この時期には既にハチが巣を作り初めていたり、毛虫が葉に付いていたりもするので、身近にあるホウキや熊手などで、木を叩いてから作業に取り掛かりましょう。なければ、ロープ等でひっぱり木を揺するのもありです。

② 側面刈り込み

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では早速作業に取りかかります。まずは側面の枝から刈り込んでいきます。今の時期でしたら、『やりすぎたかな』と思うくらい刈り込んでも構いませんので、強めに刈り込んでいきましょう。基本的には刈り込みバサミですが、時折中々の太さの枝があったりもするので、その際は剪定バサミで太い枝をなるべく元の方で切っておきましょう。

側面の刈り込みのコツとして、下部よりも上部の方を若干でも良いので、強く刈り込むのがコツです。理由として、上部を伸ばしてしまうと、下部の枝に日が入りずらくなってしまい、枯れたり、弱ったりしてしまうので気を付けましょう。

また注意点として、木の種類によっては、軽く刈り込まなければ枯れてしまう木もあるので注意しましょう。例えば、サワラやコニファー類などは、葉っぱが出ている所で切り戻ししなければ、枝が枯れてしまうので注意です。

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↑裏面はかなり強くやりました。

③ 天端刈り込み

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天端を刈り込む前に、どの高さにするのかの基準を決めてから行いましょう。天端がガタガタだと見栄えが悪いので、ある程度揃った感じにすると締まります。

高さを決めたら刈り込み作業に入ります。作業の方向は、右からでも左からでも良いのですが、個人的には右側からの方が右手で作業するのが楽なので、右からをオススメします。

決めた高さの位置に剪定バサミで基準を作ってから、刈り込みバサミで揃えていきます。コツとしては、最初の基準となる高さを作る所が肝心ですので、慎重にやりましょう。また、天端を刈り込むと、どうしてもゴミが生垣の中に入ったり、乗っかったりしてしまい見た目が悪いので、一箇所やったらゴミを手でとっておきましょう。

④ 片付け

天端までの刈り込みが終わったら、まずは生垣を最初の下準備のように、揺すったり、叩いたりしてゴミを落とします。そして落ちたゴミを綺麗に片付けて作業終了です。

ちなみに枝のゴミは、各自治体で捨てる方法は違うと思いますが、基本的には持っていってくれるので、ゴミ袋の入れるか、ヒモ等で束ねて出しましょう。ゴミを放置しておくと、虫の温床にもなったりするので要注意です。

また、気になるのであれば、刈り込み後に消毒をしておくのもアリです。5月にはすでに虫も活動を開始していますので。

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以上で作業は終了です。

あまり技術的なことはお伝えできませんが、1つだけ守って欲しい事があります。それは、”怪我だけは絶対にしないで下さい”。これが一番です。

この記事をきっかけに、庭の木を気にかけてもらえたら嬉しいです。

最後までありがとうございました。

お疲れ様です。

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