見出し画像

新潟県燕市のふるさと納税返礼品、銅製アイスクリームスプーン

昨年末、ふるさと納税の寄付額に若干の余裕があることが判明。

返礼品といえば、ここ数年は牛肉などを実家の両親宛に送り、
自分用には米やらお菓子やらを選んできた歴史があるが、
2023年も同様に寄付は済ませたはずだった。

でも、せっかくなので、なにか形に残るものにしようと考え、
あれこれ検索してみた結果、興味を惹かれたのが銅製アイスクリームスプーン。
なんでも、銅の熱伝導率の良さをいかして、手や口から伝わる体温で
冷えてコチコチに固まったアイスクリームを溶かし、
すくいやすくしてくれるスプーンなんだとか。

なんと素晴らしいものが、この世には存在しているのだろうか。

そして思い出すのは前職の上司。
2人でよく東海地方に出張していたのだが、
帰りの新幹線の中で必ずアイスクリームをご馳走してくれた。

ところがこのアイス。
かなり有名な話ではあるが、カチコチに凍っていて溶かすのが一苦労。
「手のひらでカップを覆って温めながら食べると良いですよ〜」等と
売り子さんには言われるのだが、手が冷えて痛くなるため
実行するにはかなりの根気と勇気がいる。
結果、アイスを溶かすことができぬまま、
手もキンキンに冷えた状態で品川駅に到着、なんてことも多かった。
上司と自分、完璧なオジサン風情の2人が、蓋の開いたカップアイスを片手に
新幹線の改札を通過する姿は、さぞかし奇異な光景だったと思う。

でも、あの頃がなつかしい。
上司も自分も下戸で大の甘党だったこともあってか、
仕事でも趣味でも気があう人で、本当にお世話になった。

なんて関係ない話はどーでもよくて、なにが言いたいかというと、
このアイスを食べるのには銅製スプーンは絶対に大活躍したはず、ということだ。
しかしその到着を待たずに、今やアイスの車内販売も終了してしまった。

でも、

僕には1週間がんばった自分へのご褒美として
毎週末に必ずアイスを食べるという「アイスタイム」が設定されている。

アイスタイムでは、ラクトアイス系が主流。
特にお気に入りなのは明治エッセルスーパーカップのバニラ。
森永乳業のMOWも高頻度で食べている。
この時にシュルんっとアイスがすくえると想像するだけで、
もぉー、うっとり。

とか、言いつつ。

最近は森永チョコモナカジャンボやPARMに心奪われており、
スプーンを使う機会がかなりの減少傾向にあったのも事実だが、
この状況を打開してくれる救世主が遂に現れたといっても良いだろう。

というか、スプーン使ってからこの記事書けよ、って話なのだが
絶対に良いに決まってるし、週末まで待ちきれないのだから仕方がない😓

ところで、今回寄付させていただいた新潟県燕市では、
江戸時代から金属加工の技術が高く、
それが約400年に渡って受け継がれたきたそうだ。
結果、良質のカトラリー生産地として有名になったとのこと。
そしてこの職人の技を未来へ継承すべく後継やの育成や
新規開業者の促進にも注力されているそう。

元日の地震で大変な状況かと推測されますが、
こんなにも早く返礼品をお送りいただけたことに感謝。
今回のふるさと納税による寄付が、
もしも微力ながらお役に立てていたとしたら幸いです。

銅製NICOアイスクリームスプーン 3本組

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?