他人を変えようとするより、自分が変わろう!

『自責』・『他責』という言葉を仕事の上で耳にした事があるかと思います。
トラブルの原因を、他社や他人だけに求めても
円満に解決出来ない事が多いのではないでしょうか?
また、対人関係に苦しむ場合も、経験則上同様と思います。
『他責』で解決しようと思っても、ほとんどのケースでは上手く行きません。実際に、発注先や上司・部下のミスや人間性の問題だったとしても、
それを理由に解決を迫った所で、事態の好転は無いと言って良いと思います。

では、どうすれば良いのでしょうか?
その答えは1つ、
『自分が変わる』
『自分を変える』事です。

トラブルが起きないようにするために、
『自分』に何が出来たのか?
重苦しい対人関係に陥らないようにするために、
『自分』に何が出来たのか?
あなたに非が無い場合でも、一旦そんな考えを持つ事に大きな意味があります。
こうした考えを持つと、使う言葉が変わります。
日本には、『言霊』という概念が古くからあります。
言葉には魂が宿っているという考え方です。
ミスした取引先や部下を叱責する際には
感情に任せて「何やってんだよ!」という言葉を真っ先に使ってしまう方が
いらっしゃいます。
一方では、冷静に「どうしてこうなってしまったのかな?」と
穏やかに問う方もいらっしゃいます。
この二つの言葉の受け止め方は、全く違うと思います。
目的は問題解決であれば、言葉に良い魂を込めた方が良策ではありませんか?
事態・問題の解決は、相手の心を固くしない後者のケースが早いと思います。

『相手を変えよう』
『自分は悪くない』
『なんで自分ばかり』
と思っていても何も変わりません。
そんな考え方を変える事の方が、事態を変えられます。
場合によっては、『自分を変える』という考えから
転職や引っ越し、友人関係の見直しをしても良いと思います。

たった一度の人生です。
快活に生きる時間を1秒でも長くするために、
変わらない物事を変えようと躍起になるよりも
変えられる自分に期待して過ごしたいと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?