副業の難しさ!しかし挑戦は続ける!!
昨年12月から、副業として務めて来た社外取締役を退任する事になりました。
良く見聞きする社外取締役って仕事ですが、
どんな役割なのかご存知でしょうか?
社外取締役〜会社法では、「株式会社の取締役であって、
過去及び現在において、当該株式会社または子会社の代表取締役
・業務執行取締役もしくは執行役または支配人その他の使用人
ではないものをいう(会社法2条15号)」
と定義されています。
社外取締役の役割は、その他の取締役や執行役員が、
会社内部の論理を優先してしまい、株主にとって不都合な意思決定をしないか、
より客観的な立場から経営判断を行うことです。
そのほか、社外の有益な知見を取り入れるためにも、
社外取締役を迎える会社は、
ますます増加しているそうです。
この役割を経営トップが明確に把握していない場合、
社内取締役同様に、管掌業務を割り当ててしまい
さらにはその成果を求める事が少なくないようです。
副業として業務委託契約を受ける方もいらっしゃると思いますが
この場合も契約締結で齟齬を生じる場合が多いようです。
業務委託契約〜使用者の指揮命令の下で働くことを内容とする
「労働契約」ではありませんので、労働基準法などの労働法は
適用されません。
これをフリーランスの立場の方とクライアントがこれを履き違えてしまうと
業務委託でありながら、労働契約同様の縛りを受けながら
労働基準法によって守られるべき部分はその権利を持たない事になります。
私の場合は、社外取締役の範囲を出る分掌を持ってスタートしてしまった事が
失敗の原因です。
若手の育成、全社員の1on1、新規事業推進、
さらには新規事業の顧客セールスという、
本来の役割ではない範囲まで負っていました。
それを途中から本来の役割に変えると
気持ちの面でズレやブレが生じます。
今回は、それが原因です。
経営トップの不満を招いてしまいました。
釈然としない気持ちはありますが、
これを学びに変えて、本業に活かし、さらなる挑戦を続けます。
熱帯夜とも相まって、眠れない夜を過ごしましたが
キレイさっぱり、気持ちを入れ替える事にしました。
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