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ジャパンC2023 展望

ジャパンCは東京競馬場で毎年11月に開催される国際的な競馬の大レースですしたが、近年は圧倒的に日本馬が有利な状況。
最後に外国馬が勝利したのは18年前の2005年アルカセットが最後。
外国馬の出走頭数も少なく今年は1頭のみの参戦。
実質日本の最強馬を決める立ち位置になっている。(年によってトップホースが参戦しないなどあるので一概には言えないが)
今年の見どころは、現役最強馬のイクイノックスと次世代のスターホース候補のリバティアイランドの対決である。

イクイノックス(騎手:ルメール)

現役最強馬。前走の天皇賞・秋では圧巻のパフォーマンスで勝利。
母系にトニービンの血を持っているので血統的にも条件は合う。
ルメール騎手は東京コース・中長距離◎
唯一ケチをつけるなら間隔が短いローテーション。

リバティアイランド(騎手:川田将雅)

3冠牝馬でこれからの競馬界を引っ張るスターホース候補。
父ドゥラメンテもトニービンの血を持ち、リバティアイランド自身も小回りより東京の広いコースの方が向いている。
イクイノックスとの斤量4キロ差、イクイノックスよりもゆとりのあるローテはプラス。

ドウデゥース(騎手:戸崎圭太)

昨年のダービーではイクイノックスに勝利もその後凱旋門賞に挑戦も大敗。前走の走りを見ると2400mが長いように感じるのとパワー型にシフトチェンジしているのでジャパンCは合わないように感じるが、血統だけ見ればハーツクライ産駒なので広い東京コースの2400mは合う。
ただ、早期育成に成功したハーツクライ産駒は古馬になり成長止まるのも懸念点。

スターズオンアース(騎手:ビュイック)

天皇賞・秋を回避してジャパンCに望む。東京の2000m~2400mの舞台は合うが臨戦過程が良くない。
父ドゥラメンテ 母系米国系なので血統的には合うので人気がなければ買いたいが、人気するのなら思い切って切る可能性もあり。

ダノンベルーガ(騎手:モレイラ)

昨年の5着馬。陣営は2000mよりも2400mの方が適性距離と考えているので今回の方が勝負気配は強そうだが前走のレコード決着による反動と過去の傾向的に休み明け初戦でパフォーマンスを発揮して、間隔詰めたローテだとパフォーマンスを下げているのでその辺りが懸念点。
プラス材料は広い東京コースでモレイラ騎手の継続騎乗。コンビを組んで4戦目なので手の内入れてるので末脚を活かす競馬ができればチャンスあり。
血統的にも父ハーツクライなので血統適性も合う。

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