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【温泉ソムリエおすすめ!】気分で選ぶ温泉・銭湯vol.22~加水加温循環添加と温泉サイト~

「秋深き 隣の何を する人ぞ」 松尾芭蕉

肌寒くなりつつあり、これから秋が深まるこの季節。
熱めの温泉に浸かりながら
風を感じるのが心地よくなってきており、
Gotoトラベルも再開しそうなため、
旅行の気分も上々になるのではないでしょうか?

一つのポイントとして見て比較できるよう、
合わせて、温泉サイトを活用してほしい想いを込めて、
有料ページでは温泉サイトを紹介します。

■温泉分析書と共に掲示するべき4項目

温泉のプロフィールともいうべき、
温泉分析書には共に掲示するべき4項目があります。

それが、「加水、加温、ろ過・循環、添加」の4項目です。

温泉分析書でどんな成分の温泉かが書かれていて、
その湯がどのように湯船に注がれているかがこの4項目となり、
理由と共に掲示することになっています。

ざっくりと表すと以下のようになります。

温泉分析書と共に掲示するべき4項目

季節別でなく、日々加水と加温を同時に行っている施設では、
温泉分析書より温泉が薄い可能性があります。
適温に保つためにはどちらかでいいはずなのです。

100%源泉かけ流しを謳う施設においては、
これらが全てない状況となります。

ただし、ここで注意してほしいのが、
この4項目があるから良くないとかではなく、
様々な温浴施設が提供される中で
利用する側も求めるレベルに違いがあるため、
それぞれが選択する上でのギャップを無くすためのものだということです。

施設充実を目指す施設もあれば、湯を大切にする施設もあり、
各施設の努力の結果でもあるのです。

近年もレジオネラ菌による死亡事故があるため、
こういった事故が起きないよう消毒剤を添加をすることは重要にもなります。

温泉法施行規則 | 日本健康開発財団 (jph-ri.or.jp)

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