昔も今も、これからも

私のエンジンがかかった瞬間についてお話させていただきます。

現在私の職業は料理人です。

私が料理人になったきっかけは母がカフェを始めたことがきっかけでした。
毎日来るお客様と楽しく話している姿や、料理やお菓子を食べて喜んでいるお客様の姿を見ていたら私もこんなお店を持ちたいと思い、この世界に足を踏み入れました。

そんなカフェをしたいと夢をもった私ですが何をしていいのか明確な目標が分かっていませんでした。カフェでバイトをしていても接客や簡単な調理など、楽しい時間ではありましたが忙しい時間だけが過ぎていきました。

そんな中、知人の紹介で初めてレストランで働くことになりました。
オーナー夫妻と私だけの小さなレストランでした。

私は未熟な経験で毎日怒られ、賄いを作ってもシェフにダメ出ししかされず、つらい時期もありました。

私はカフェがしたいのに料理なんてと思ったこともありましたがシェフの一言で世界が変わりました。

「カフェは何でもできる世界だけど中途半端になる。だけどちゃんとした料理人になったらカフェでもなんでもできるようになる。」

その言葉に心を打たれました。
まさにエンジンがかかった瞬間と言えるでしょう。

それからは料理に没頭の日々が続きました。
イタリア料理にフランス料理、スペイン料理など多くの世界を経験しもっと知りたい、もっと作りたいとそんなことで頭がいっぱいになりました。

そしてそんな日々を過ごしていき

自分のお店を持つことができました。

母のカフェのように毎日いろんな方がいらっしゃってくださり温かいお言葉や満足そうな笑顔を見れ今は幸せな時間です。

ですが私のエンジンはまだ止まりません。

これからもっと多くの方に喜んでもらいたい。
そのためにもっとおいしいお料理を作りたい。

そんなことを思いながらお客様にいただいた言葉、表情をガソリンに変えこれからに向けエンジンをフル回転させていきたいと思います。

ご愛読ありがとうございました。

#エンジンがかかった瞬間

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