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【妄想垂れ流し】どこよりも早い2022-2023AC長野パルセイロ戦力補強リスト(前)

おはようございます。こんにちは。こんばんは。
AC長野パルセイロのサポーターをさせていただいているヤッサニオといいます。千葉県在住です。

今シーズンから若き指揮官のもとJ3での戦いを繰り広げてきた我らがAC長野パルセイロ。残念ながら11月時点で既にJ2昇格の可能性は絶たれたわけですが、裏を返せば新シーズンの所属カテゴリーが決まっているこの段階から来シーズンに向けたチーム作りに着手できるとも言えます。何事もポジティブ大事。ということで今シーズン昇格に届かなかった理由とそれを受けてどのように来季陣容を揃えていくか。なんて堅苦しいことを言っていますが、「ぼくのかんがえたさいきょーのほきょうぷらん」がここからの文章は10割になりますのでお時間に余裕が無い方はブラウザバック推奨です。

じゃ、始めましょうか。

届かなかった目標~いびつな人材配分~

今シーズン、長野は26名でJ3リーグ戦開幕を迎えた。そのうち約60%にあたる16名がMF登録の選手という極めて偏った編成となった。昨シーズンの開幕時は選手合計が30名でそのうちMFは13名で占める割合は43%であることから、今季がいかに中盤に人材が割かれた状態で開幕を迎えたかがお分かりいただけると思う。主戦場が左SBの水谷や左WGの森川もMFの選手に含まれていることを差し引いても偏っていると言わざるを得ない。その結果他のポジションの層の薄さがシーズンを戦い抜くうちに露呈していく。シュタルフ監督の愛弟子ともいえるYS横浜から移籍してきた右SB船橋は信州ダービー前後で負傷離脱を繰り返し、2番手の適任探しに苦慮する様子も見られた。両サイドからの攻撃の組み立ての部分で迫力が半減し、インサイドハーフで相手カウンターを初手で潰す役割を担っていたMF佐藤祐太(こちらもシュタルフチルドレン)を右SBに回して今季後半は戦うなど、本来の持ち場で選手を起用できないジレンマにシーズンを通して苦しめられた。また、ガツガツと好戦的にゲームを進めていくスタイルはしばしば主審のカードの対象になり、累積警告による出場停止の穴埋めにも苦慮する結果に。
CB陣も夏にレギュラーCBの喜岡が山形へ移籍。後を継いでスタメンを張った秋山も負傷し、緊急補強した長身CBの乾大知がスタメンを張る状況に。身長の高さはセットプレーでの新しい武器になったが、半年のブランクによる動きの不安定さや連携不足は目に付いた。
FW陣に目を移すと、J2のクラブを渡り歩き今季岡山から移籍した山本がFW陣で最多の6ゴール。実績を重ねたベテランFWが長野にやってくると怪我に苦しんで本領を発揮できずに終わることが多い中でチームにフィットし。ビハインドのゲームでは同点ゴールをおぜん立てをするなど精神的に不安定さの残るチームで数字には表れないベテランらしい精神的支柱となるプレーも見せ、個人的には期待を大きくいい意味で裏切った(ただ、例にもれず開幕前のキャンプで怪我はした)。とはいえ年間通してのゴールハンターは現れず。32試合消化時点で7位の長野は総得点が39。長野より上位のクラブは全て総得点が多く、それどころか40点台のクラブも3位の松本のみで昇格争いに絡むならば50点以上決めて当たり前という状況。昇格のためには大幅な得点力アップが最低条件だ。
MF以外のポジションではこのように選手の人材難ともいえる状況が起こっているのに対して、MF登録の選手では
9番  牧野寛太 3試合(出場時間38分)
18番 山口和樹 2試合(出場時間39分)
28番 小西陽向 3試合(出場時間45分)
37番 高橋耕平 1試合(出場時間4分)
と、ここまでの試合出場時間が1試合分にも達していない選手が4名もいるというところが偏った選手編成を物語っている。

以上のことを踏まえてオフの補強は

・ディフェンス陣の充実

・突破力と得点力を兼ね備えた強力な前線


というところで前編はここまで。後編ではこのオフに加わった長野の強化スタッフの傾向も踏まえたオススメ選手をピックアップ形式で紹介する。

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