ざっくり2008〜2011のガンバを回顧して

たまたま延期分になっていて中継で見ることができたガンバの試合

あの頃は…

から始まると年寄りの自慢話がまーーた始まったとすぐにホームボタンを押されてページを閉じられてしまいそうだ。しかし、たまにはしますよ。そういった話も。

あの頃は、平井、宇佐美の2トップがデフォルトのフォーメーションの時期があったときのこと。平井のプレーのクオリティの高さ、具体的には1つのシュートの力加減やコースにこだわる力や、平井が裏に抜けるために中盤の選手が高い動きの質をもって、対戦チームの守備をコントロールできたこと、まだ若かった宇佐美の野望や渇望をエンジンにして繰り出されるドリブルでガンバの攻撃は潤った

2011年の宇佐美移籍までのイグノと宇佐美のハーモニーも最高だった。ベテランの明神のムダの省かれた効果的で省エネなプレーや、経験のあまりなかった武井のパフォーマンスもぐんぐん上げるだけのチームのまとまりや一体感が滲み出ていた

2022年、前線にいるレアンドロペレイラ、パトリックらは当時の平井、チョジェジンよりスペックの高い選手だろうと思う。が、攻撃がこんなに力ない。バランスが悪い。意図が感じられない。その原因はどこにあるのか。戦術か、選手のパスやフリーランの質か、そのどれがどれくらいの比率で交わり、ここまでショボいフットボールになったのか。

当時はガンバが東アジアでは敵なしのチームになると期待していたが、その期待は年々薄れていき、チーム自体も痩せ細っていった

ここまでフロントが成熟せず、人材の流出やプレーの質の低下が起こるとも思わなかった
長期的なプランもこんなに描けないろくでもないフロントや指導陣だとは想像したくなかった

期待はしない。しかし、昨日の2年ぶりほどのガンバのチャントを聞いて、あぁ、またあの頃の景色が見てみたい。と淡い希望を若干抱いてしまった。あまり受け入れたくない自分もいるのであった

おっさんの思い込みと文句はここまで

それでは。

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