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本音からは逃げられない。

自分を大切にする。自分を愛する。

よくこの言葉を目にする。
言葉の意味は理解できるけど、具体的にどうすれば大切にすることになるのか、愛することになるのか、それがわからない時期があった。

でもある時、「本音で生きることだよ」と、ある人に伝えられた。

周りの目を気にして、よく見せよう、普通に見られよう、目立たないようにしよう、ヘンな人って思われないようにしよう、人を傷つけないようにしよう、そんなエゴの思考に脅かされて、心の真ん中にある本音を隠す。
日本には昔から「本音と建前」という考え方がある。それが社会では当たり前だとされ、ちゃんと場の空気を読んで本音と建前をわきまえることが大人である、と洗脳されてきた。

でもそれって本当だろうか?

建前とは自分に嘘をついているということに他ならない。
子どもの頃に誰もが「嘘をついちゃダメだよ」と言われた経験があるだろう。しかし大人になると「本音と建前」という大義名分を掲げて、公然と嘘をつけ、というわけだ。

自分自身に嘘をつき続けるのってものすごく苦しい。その嘘(建前)はいつか必ず剥がれ落ちてしまうし、剥がれ落ちる頃にはもう手の施しようのないまでになっているということもある。
しかも嘘(建前)はエネルギーが屈折していてまっすぐに届かないから、相手の心にも届かない。結局、自分を自分で苦しめ傷つけている行為なのだ。

本音からは誰も逃げられはしない。
いくら逃げてもそれは忍び寄ってくるし心の中で主張してくる。

まほろば工房さんの記事は、そんな気持ちを素直に本音で語ってくれてる。
どんなに人と変わっていようと、違う感性だろうと、自分の本音で生きることが一番楽だし、エネルギーもスムーズに流れる。

誰かと比べることが当たり前になり過ぎていて、自分の本音を生きることに遠慮している。
自分らしい生き方、あり方。生き方、あり方に優劣善悪なんてない。
自分は自分の本音を生きられると楽だし、その本音に共感した人たちが集まってくる。変わっていようと、超絶個性的だろうと、その波長に合う人は必ずいるものだ。
風の時代。個性的であれ。自分の本音を生きよう。自戒を込めて。



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