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春分に

今日の0時40分に春分点を迎えました
「宇宙元旦」とも言われています

太陽が赤道付近にまっすぐにあたり
世界のどこにいても真東から太陽が登る地点に、今わたしたちはいます
昼と夜のバランスが等しくなり
真東から太陽が登る特別な地点です
春分を元旦とする春分始まりの暦 である 地球暦では
「宇宙船地球号」がようやく太陽の周りを無事に一周してきたなあと感慨深い心境・・・
動いている感覚は私たちにはありませんが
時速1800kmで自転し(秒速では、500m)
地球は時速10万キロメートル、秒速30キロメートルで太陽の周りを公転しています
自転しながらすごいスピードで公転し 長い長い道のりを旅して元の場所に戻ってきました
元の場所、とはいっても太陽系自体もすごいスピードで銀河系を公転していますので
回りながら回っていて回転しながら進んでいるように見えて回っているということになります^^

「時間とは 一度しか咲かない美しい花である」

ミヒャエルエンデ のモモの一節にある言葉です
モモは、時間泥棒と盗まれた時間を人間に取り返してくれた女の子の物語。

「時間を測るには カレンダーや時計がありますが、はかっってみたところであまり意味はありません。
というのも 誰もが知っているように その時間にどんなことがあったかによって
わずか一時間でも 永遠の長さに感じられることもあれば
ほんの一瞬のように感じられることもあるでしょう
なぜなら時間とは、生きるということそのものだからです
そして、人のいのちは こころをすみかとしているからです」
「時間というのはね、 人間一人一人の胸の中にあるものを
極めて不完全ながらも真似て象ったものなのだと 光を見るのに目があるように
音を聴くために耳があるのとおんなじように
人間には時間を感じ取るために心というものがある
そして、もし その心が時間を感じとらないようになった時には
その時間は、ないも同じだと。」
...
時間とは。何か
地球暦の創始者、杉山開知さんのお話しの一部を
あえて今日は、書き起こししたい気分なので書き起こししました・

「過去だけが未来を決めるわけではなく 未来も過去を決めている。
だから、それを自分で決められる人になる 、ということが大切だと。

特殊相対性理論によれば、 世界は伸びたり縮んだりする
この宇宙には絶対時間というものは存在しない・・・
けれども、私たちはいつも時間を感じながら生きています
幸せな時間、素敵な時間、楽しい時間、切ない時間、苦しい時間・・・
その時間は機械時計で測ることはできますが
機械で測る時間と あなたが感じている時間の長さはぴったりと一致することはないのです
過去のことを思い出しているのは、今である
これから先のことを考えているのも今であり 過去も未来もここにはないのです

今あるのは今だけ
生まれる前のことはわからない 終焉を迎えた後のこともわからない
さらに言えば、生まれる瞬間のことも、終焉を迎える瞬間のことも 残念ながら霧の中。
だとすれば、わたしたちの人生は いつ始まり、いつ終わるのか
機械時計で生存時間を示すことはできても その瞬間は分かりません
わかっているのは今、この瞬間 ただ、今しかないのです
そして、生きている限り、 今、今、今の連続なのです
・・・・・
ですから
生きているということは 今ということに常に向かい続ける ということ
人生の始まりも終わりも、その瞬間さえ分からないのであれば、
人にとっては
人生の長さを測ることはできない
極端な言い方をすれば全ての人にとって
人生の長さは同じだと言っていいのかもしれない
そして、細胞という物質が 時を刻むということが 生きているという証(あかし)なのだから
生きることが時間だということになります
・・・
結論としては、
私たちは命をもっているということに帰結します
いきものが 感じている時間と 物理学でいう時間とは 別物です
時計やカレンダーは、何周回っても 同じような文字盤と数字の羅列の
コピー&ペーストですけれど
私たちにとっては 一年も、1日も、二度となく、それは 確実に去年とは昨日とは違う心象風景を描いています
科学の世界で使う時間は 、繰り返し 現象を物差しにして
空間の変化を刻みながら記録するための一つの手段なのです
一方私たちが感じている時間は 文字どおり生きているという事実を通して
作り上げている ものなのです
そういった意味からしたら 時間というはっきりとしたものが存在するわけではありません
それは、美しい夢とかあるいは、幻想といってもいいのかもしれない
その 幻想の暦の一枚一枚、ページを作り上げて一枚一枚めくっていることが生きているということなのだと・・・
・・・・・
あなたは確かにここにいて 三次元を生きています
あなたがどう生きようと思っているかによって
これからの人生は、どのようにでもなる、ということなのです
つまり、
これからの時間は全てあなた自身のものなのですから・・・
本当にこれからが、これまでを決める ということになる」
・・・・・・
地球暦創始者の杉山開知さんの言葉です
今、必要な視点なのではないかなと思い紹介させていただきました

草花喫茶でも地球暦 を販売しています
(新たに作っていただいた、朔弦望と二十四節気と雑節、暦のススメも数限定の販売です)

宇宙的な捉え方が出来る、大きな意味での暦というか、位置を指し示す地図。
日々はかけがえのない一瞬一瞬であり時間と空間を広く捉えることのできる全く新しい、それでいて 根本的な唯一無二の暦
世界で通じる暦。
今、必要な暦なのではないかと思っています
そんな意味での取り扱いとなっています

動画のリンクもあります
http://tsumugi-hana.seesaa.net/article/477437664.html
・・・・・・・・・・・・
今日は、春分の日を楽しみたいと思っております。

あと、最後になってしまいましたが・・・
草花喫茶清明 次回は
4月9日になります↓.
宙の小さなおはなし茶会、喫茶席、草花予約お待ちしています
オープン時間はいつもの通り 12時から19時までです
場所は、tsumugiにて (博多区御供所町12−2 ハコシマさんお隣です)
ご予約、ご来店 お待ちしています
いつもきてくださる方も、初めての方も、久しぶりの方もどうぞお気軽に。
では詳しい案内となります↓
http://tsumugi-hana.seesaa.net/article/485411025.html
お手数ですが、ご一読されてから ご予約いただけるとうれしいです。