見出し画像

【ホースセラピー】 アドマイヤジャパン効果は絶大!? 馬の魅力を活用した事業について考える

昨日はアドマイヤジャパンが大阪御堂筋にやっていて、約5,000人が集まったとニュースになっておりましたね!

「大阪に来るなら、東京にもやってきてよー!」と思っているのは筆者だけではないと強く信じております(涙)

そんなタイミングで昨日は筆者もBafunYasai TCC CAFEで行われた「ホースセラピー事業の経営と運営について」という勉強会に参加してきましたので、今回は「馬の魅力」を中心に記事を書いていきたいと思います。


アドマイヤジャパン効果は絶大!

大阪の中心に長蛇の列ができたのは「ブエナビスタの兄弟でディープインパクトのライバルとして牡馬3冠レースを盛り上げた名馬の1頭だから」という理由もあるとは思いますが、筆者も含め彼の現役時代を知らない20〜30代の人々はあのCMの影響ではないでしょうか。

アドマイヤジャパンの人気は絶大で、先月Yogiboヴェルサイユファームへ行った際も菊花賞?の際のゼッケンをつけて観光客に引き馬体験をしているなど、競馬を知らない人々に馬の魅力を発信したという意味では、同期のディープインパクトにも引けを取らない存在かもしれないですね。

それを数字で示すかのように、今回は1日に5,000人近い人を集めたということで、改めて本馬の知名度の高さを実感した次第です。

※今回のメンバーシップ限定記事では、この「アドマイヤジャパン大阪上陸の意義」と「Yogiboの活動による功績」について書いていきます。もし良ければメンバーシップの登録もお願いします。(初月無料でございます。)

“ホースセラピー“という事業

では話を東京に戻しますが、皆さんはホースセラピーをご存知でしょうか。

アニマルセラピーという括りの中の1つで「馬との触れ合いを通じて、障がい者の精神機能と運動機能を向上させ、社会復帰を早めるリハビリテーションの方法の1つ」と書いておりますが、馬と触れ合いしたことがない方にとっては「果たして効果はあるのか」と半信半疑ではないかと思います。

そこでアドマイヤジャパンの登場ですが(笑)
あのCMでYogiboに寝たのは偶然かもしれませんが、先に誰かがやっていたらそれを理解して自分も真似してもおかしくないぐらい賢い + 人間の気持ちに寄り添ってくれるのが馬の魅力の1つだと考えております。

勉強会の資料(スライド)

印象的だったのが実体験の話として「障がいを持っている子で普段、車椅子に乗っていると周囲の子よりも目線が低くなってしまうことで、見下されているように感じ、自信を無くしてしまうのですが、馬に乗っている時は周りよりも高い位置から見えるので、自信を取り戻すことがあって…」とのことで、人間以外の生き物と生活するからこそ得られるものは決して少なくはないと考えております。

筆者も月に1回ぐらいのペースで乗馬をしているのですが、猫背の姿勢も良くなりますし、何より馬の可愛さに毎度癒されております(笑)

2009年のキーンランドC(G3)を勝ったビービーガルダン

人財 x 専門性 = ニッチ

ここまでポジティヴな部分を中心に書いてきましたが、勉強会を通じて感じたことは…これめちゃくちゃハードル高くない!?

障がい児童のサポートしようと思ったら、身体・心のことを専門とした理学療法士や臨床心理士の方が必要となるでしょうし、馬を世話する厩務員、子どもと接する保育士など多くのスペシャリストとチームを組む必要があります。

「私、どれも専門ではない…」

そして関わる人の数が乗馬クラブよりも圧倒的に多いことから、費用が高いと感じる乗馬よりも更に高額になるということで、認知度やブランド化というのも重要だと感じました。

ただ筆者も現職で感じていることとして、専門性が必要=1人1人が「人財」となり得る組織というのはハードルが高い分、簡単に真似できない(=参入が難しい)ということで、やりがいのある仕事なのは間違いないですし、何より私の地元には先生となる馬やその馬を育てる環境が揃っているということで、今後自分がやりたいことの1つとして、今回を機にもう少し勉強をしてみたいと思った次第です。

興味のある方や既に取り組んでいる方がいらっしゃいましたら、是非お声がけ頂けると嬉しいです!
今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございます。

自分が大事にするものを皆さんへ共有できればと思っております。共感して頂ける方からサポートをいただけますと大変ありがたいです。