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【新潟記念】 サリエラとノッキングポイント:サラミスから学ぶ出資リスクと期待値

明日、日曜日に行われる新潟記念はサリエラが1番人気となりそうですね。
サロミナの産駒はシルクHCの募集で毎年人気になっておりますが、本当に良い仔ばかりを出すという印象です。

そうなると大きな期待を裏切った仔を探してみたくなるもの(笑)
あっ、いました!! サラミス

今回は一口馬主・POGにおける罠について共有が出来ればと思います。


偉大なる名牝サロミナ

多くの活躍馬を輩出している名牝サロミナ
2009年にドイツで生まれた馬で、本馬もデビューから4連勝で独オークスを勝ったG1馬だったようですね!

その次戦となるヴェルメイユ賞で大敗して、そのまま繁殖入り。
3歳での繁殖入りは欧州ではよくあることかと思いますが、注目は繁殖までの流れ!

3戦目のハンブルク牝馬賞後に一旦は別の場所で繁殖入りが決まっていたのですが、独オークス後にノーザンファームの代表 吉田勝己さんがそれを上回る金額を提示して、交渉の結果、ノーザンファームへの繁殖入りが決まったとか…

吉田さん、一旦いくら出したのでしょうか!?笑

ただ1つだけ今になってわかっているのは、この選択は大成功だったということ…
社台グループ、恐るべしです!

長女サロニカの活躍

長女となるサロニカが生まれたのは、サロミナの現役引退から2年後の2014年。
生産者はもちろんノーザンFで、馬主はサロミナを買い取った吉田勝己氏。
父が名種牡馬ディープインパクトということで、それだけで関係者の期待の大きさがわかるかと思います。

その期待通り2年後の2016年の暮れに行われた2歳新馬戦を勝利。
デビュー勝ちという幸先の良いスタートを切ると2戦目の白梅賞は3着に敗れるものの、次走のエルフィンSで早くもオープン勝ちを収めてしまいます。

桜花賞は出走取消となってしまい、サロニカの3歳の春は終了(その後も活躍はできずに引退)となってしまいますが、ここまでの活躍が後述するサラミスに大きな影響を与えたことは間違いないかと思います。

3年連続シルクHCでの募集

長女のサロニカは吉田勝己氏の所有馬でしたが、その後はサラキア、サラミス、サリオスとシルクホースクラブでの募集へと変わりました。

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