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【一口馬主】苦難の道のりを乗り越えて…メリタテスが初勝利を挙げる!

メリタテス…ついにやりましたね!!
デビュー4戦目で見事に勝ち上がってくれました(涙)

3歳未勝利でデビューをして初戦は13着と不安な幕上げですが、今となっては矢作厩舎様々といった感じです。
今回は筆者の出資馬メリタテスについて書いていきたいと思います。


鉄板の“広尾TC x 矢作厩舎“

パンサラッサ、バスラットレオン、キングエルメス、テラステラ…
今や「広尾TC所属馬は矢作厩舎だけ買っておけ!」と言っても過言ではないほど、鉄板のコンビとなっております。

そんな矢作調教師がキーンランド・セプテンバーセールでセレクトした馬がメリタテス。となれば期待値が高いことは間違いないし、牝馬の良血となれば仮に走らなくても繁殖に上がってくれるだろう。
そういった思いから、5,700万円という高額募集ながら出資を決めた次第です。

3歳になっても中々入厩せず…

米国血統で、近親のリフレイムは2歳の夏にデビューしていることから「この馬も早い段階でデビューするだろう」と思っていたのですが、あっという間に2歳の秋・冬、そして3歳の春までやってくるも…全く栗東へ帰厩する様子なし。

テンションや体力・フォームに課題があるようなコメントが続いていたことから、春競馬が始まった頃には「あー!夏に2〜3戦使って未勝利で引退パターンか」と覚悟をし始めておりました。

待ちに待ったデビュー戦

栗東トレセンに帰厩したのが5月末で、出走予定の候補に上がったのが下記2レース。

06/10(土) 阪神6R 3歳未勝利(芝1,800m)
06/11(日) 阪神4R 3歳未勝利(ダ1,800m)

血統を見れば後者の方が良いと思うのが大半かと思いますが、出走が決まったレースは…

06/18(日) 阪神2R 3歳未勝利(芝1,400m)

えっ!?笑
ダートでも1,800mでもなく、芝の短距離!?
と驚きはありつつも前述のリフレイムも芝・ダートのマイル前後で活躍をしていたので、適性外ではないだろうとは思っておりました。

いざレースが始まると好スタートから先行勢に取り付くとそのまま4角へ。
直線に入り「もしや?」と思ったのも一瞬で、その後はズルズルと下がっていき13着という結果に。

既走馬との初戦ということで上積みは期待できるものの既に6月中旬。
果たして未勝利戦終了までに間に合うのか…この時点では半信半疑の状態が続いておりました。

“きっかけ“となった函館競馬

次走もすんなりと決まったのですが、更に距離短縮となる函館芝1,200m
「おー、ダートじゃないのか!」と驚きつつ、ここでも結果が出ないと厳しいと思っておりました。

レースでは前走に続き好スタートを決めて、4番手で最終コーナーへ!
直線では再び「もしや!」からの失速…
デジャブかと思いきや、ここは3着に残ってくれて何とか次走に希望を繋いでくれました!

そして念願のダート戦へ

次走は同じく函館芝1,200m戦へ出走するも6着。
札幌に舞台が変わり、いよいよダート戦へのチャレンジが視野に入ってきました。

当初の予定ではダ1,000mが予定されていたのですが、出走権と番組の関係で回ってきたのが今回未勝利脱出となったダ1,700mでした。

今回も外枠を引くも前走まで芝の短距離戦を使っていたスピード値の違いから、あっという間に数馬身リードする形に!

結果は前述の通りですが、最初から狙ってこのローテを組んだのであれば、流石の策士としか言いようがないです。(事実は定かではないですが…笑)

パンサラッサ? それともキャッツアイ!?

パンサラッサは言うまでもなくご存じかとは思いますが、筆者はそのパンサラッサと同世代のパラスアテナ、キャッツアイに出資をしておりました。

キャッツアイも逃げ馬として活躍していたのですが、怪我で引退。
そして繁殖に上がるも初仔の出産時に死んでしまった悲運の馬です。

筆者の一口馬主最初の世代で勝ち上がってくれた思い入れのある馬なのですが、キャッツアイの現役時代の続きとして逃げて1勝クラスを勝ち上がる姿が見れたらなぁと思うところです。
(もちろんパンサラッサまでいってくれたら嬉しい限りですが…笑)

そんな過去の出資馬に想いを馳せながら、今後の活躍を見守っていけたらと思っております。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!

自分が大事にするものを皆さんへ共有できればと思っております。共感して頂ける方からサポートをいただけますと大変ありがたいです。