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23/05/11 今にも落ちてきそうな屋根の下で

明後日で台北に来てから2ヶ月になります。
僕は仕事でIT技術者をやっているのですが、僕のやっている分野の技術者が台湾にいないということで呼ばれて来たのでした。ただ、僕がここにいるのは1年間だけなので、僕が帰った後のために技術を残していく必要があります。
かくいうわけで今月から毎週現地の技術者向けに僕の担当分野について教えるということをやっています。今日はその2回目。
先週の1回目は手応えがあるようなないようなという感じだったのですが、今週は割と手応えがあったかな。やっぱり実践的な内容を混ぜたり実際に動いているところを見せられると色々活発になりますね。

このスキルトランスファー、僕が呼ばれた大きな意味の一つでもありこちらもやりがいを感じていることなのですが…結構、大変…!! 他の仕事もやりながら毎週2時間の講義を準備して話すってかなり重たいです。

今日の午後は抜け殻のようになってダラダラ手だけ動かす仕事をしたり、アイスを食べたり、ベンチに座って日向ぼっこしたりしてました。1週間後にはまた次の講義だ…ひぇぇ…。


仕事の後、会社近くの繁華街へ歩いていって晩ごはんを食べました。

今日行ったのはここ!

どこ?
なんか看板が半壊してますが、「彭記蚵仔麵線臭豆腐」というお店です。建物売りに出されてない? 大丈夫?
なんとこう見えて営業中で、僕が食べてるあいだもひっきりなしにお客さんが来ていました。ちなみに写真左側に見えてるカウンターテーブルがイートインスペースになっているのですが、このテーブルが道路スレスレにあるため、道路に立って食べることになります

店名にもなっている麺線と臭豆腐を頼みました。

麺線は先に来たので半分くらい食べちゃってます

麺線は以前も書いた、極細とろとろスープにゅうめんです。ここはホルモンと牡蠣が具に入っていて、大変うまみが深い。
そして左がこの旅で初挑戦となる揚げ臭豆腐!

台湾フードの中でもひときわハードルの高いものとして知られる臭豆腐ですが、大きく分けて煮たのと揚げたのの二通りがあり、煮たのは比較的クセが少なく食べやすいと言われています。そして揚げ臭豆腐のほうに初めてトライしたのですが…臭みはほとんど気にならず、普通においしいです。臭いさえ気にならなければそこにあるのは揚げたての揚げ豆腐、当然めちゃくちゃうまい。かかっている醤油ベースのタレがいいですね。

多分これは僕が醤油という調味料に馴染みがあるのがうまく機能しているんだろうと思います。発酵食品である醤油がかかっているので、臭豆腐から発酵臭がしても「醤油のフレーバー」として吸収解釈されている気がする。それで感覚的に臭いが気にならなかったんだと思います。

箱の右下に見えるのが豆板醤ベースのピリ辛ソースで、これを絡めてもうまし。右上に見える野菜はピクルスのように酸味のある漬物で、これもまた相性抜群。

総評として、揚げ豆腐好きにはたまらない逸品でした。
また来ようと思うのでつぶれずにいてくれよな。