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23/12/09 臭豆腐道
は~るばる~~きたぜ~~
深坑
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台北市内からバスであっちゅうま、隣の市・新北市にある深坑に来ました。やっと晴れたと思ったら週末の最高気温が30℃です。
深坑は深坑老街という古い町並みが観光名所になっていて、実際とてもにぎわっていました。気持ちよく晴れてくれたおかげで山間に佇むレンガ造りの街並みが映えること!
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この地は水がきれいなことから豆腐作りが盛んで、臭豆腐の店がたくさん並んでいます。
臭豆腐は豆腐を発酵液に漬けて作るもので(くさやと同じ加工法ですね)、文字通り独特の臭いがあります。なので最初は勇気がいるのですが、実際に食べると臭いはそんなに気にならなくなったりします。そして食べるとこれがおいしいんですね!
そして、一度食べておいしいものと認識すると臭いも「食べ物の臭い」として頭の中でカテゴライズされるのでさほど気にならなくなります。
思い返すと台北に来てすぐの頃、まだ臭豆腐を食べる前は豆花屋のすぐ前に出ていた臭豆腐の屋台にかなり引いていたこともありました。
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というわけで早速中華風ソーセージ、香腸を買いました。なんで?いや、うまそうだったので…。
お店の前に置かれている生にんにくを2かけ取って、それを丸かじりしながら食べます。肉が半生だったときも生にんにくの力で殺菌するという思想から一緒に食べられているのではないかという説も聞くので、衛生面も考慮してかじっています。
確か以前NHKBSの「コウケンテツのアジア旅ごはん」で生の豚肉を刺身で食べる少数民族の料理をコウケンテツさんが食べた時もニンニクと一緒に食べていたような。
その後なにか飲みたくなったところにちょうど酸梅湯が売られていたので冷たいのを一杯買います。酸梅湯はスモークした梅で作る梅ジュースで、スモーキーな風味にクセがあるのですが、クセになる味です。
歩いているとピータンを売る屋台もあったり…この通り、好みが分かれる食べ物ばかり売る通りなのか…?
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閑話休題、やっぱりここに来たからにはと臭豆腐をいただきます。
臭豆腐は調理法によってどの程度クセが残るかが変わってきて、初心者向けな方から順に
炸 (揚げ)
烤 (焼き)
麻辣 (辛く煮)
清蒸 (蒸し)
と言われているのですが、上級者なので当然蒸しをいただきます。
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やったぁ!確かに豆腐を噛みしめると「発酵」を感じます。しかしうまい。この発酵は揚げ臭豆腐だと全く気にならないので、やっぱり通好みではあるのでしょう。でもうまい。
その後、包心(中に餡の入ったプニプニの団子)の載った豆花を食べました。
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観光スポット然としているのは本当にこの1本の「老街」の通りだけ。ちょうどこの豆花屋が一番端っこだったので、そこからスッとバス停に行ってサクッと帰りました。ヒョイッと行って名物を食らって帰る、このスタイルは台湾の観光で好手になることが多い気がします。