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23/04/12 古亭にて月を見ること

ちょっと最近萌えが欠乏していまして、信頼できる知人に萌えるマンガを勧めてもらって読んでました。心の栄養。

台北に来て最初の週末だったかに「お兄ちゃんはおしまい!」のアニメを配信で見たんですよ。3話まで見ました。
面白かった、面白かったんですけど…! 当時僕が精神的に弱っていたのもあってなんかすごく切なくなっちゃって、それ以来なんとなく見られていません。

あのアニメなんかすごい切ない気持ちになりません??
なんか天才錬金術師が死なせてしまった想い人をホムンクルスで蘇らせてるのを見てるみたいな…。それでいてガワだけはなんか家族の再生みたいな雰囲気があるのがこれまた胸が苦しい。広い家にの兄妹ふたりきりで暮らしているというのも終末めいた物悲しさがあり…。


仕事のあと、カレーを食べに行きました。
カレーを食べるという機運が訪れ、台北市内でカレーのおいしいお店を探して見つけたのが「台北月見ル君想フ」というお店。すごい名前だ。

職場からひと駅くらいテクテク歩いて行きました。
路地に突然小さな庭園があって東屋や飛び石があったり、他にも魅力的な路地がたくさんで、とにかくこの街は歩いてて飽きません。

お店では例によってレベル1の台湾華語とゴリ押しで注文しようとしたのですが、日本人の方ですかと聞かれて日本語のメニューを用意してもらったり、日本語のできる店員さんに対応してもらったりしました。ワーイ。

カレー、とってもおいしかったです。スパイスから具材から全てに主張がちゃんとあり、思想をベースにちゃんとそれを体現した逸品のカレー。
「海外なのに」みたいなゲタなしで、純粋に一皿のカレーライスとして完成度の高いものでした。また来たいな。

お店の近くの「古亭」駅から地下鉄に乗って帰りました。市内どこでもちょっと歩くと地下鉄の駅があるので本当に食べ歩きに優しいです。

「古亭」駅から「迴龍」「蘆洲」行きの電車が出てるの、なんというかすごく"中華"を感じる

後から調べて知ったのですが、「月見ル君想フ」は青山にあるライブハウスがオープンした支店なのだそうです。へー! 道理でオシャレな内装だったわけだ。