22/10/10 うららかラン

今日は暖かかったですねえ。そして昼下がりにはこの連休はじめての晴れ間も。こうなるとやっぱり表に出たくなるわけですよ。
ただ、考えてもいまいち外出先が妙に思いつかない…いや、普通にただ散歩するだけでもいいんですが、なんか目的がほしい…。

そこではたと気づいたのです、いつも夜やってるランニングを昼やればいいと!
なんという発想の転換…まさかランニングを昼にやるなんて!まるで午後の紅茶を午前に飲むがごとき神をも恐れぬ悪魔的所業…!

すっげ~~~当たり前なんですけど、秋の昼下がりのお日様のもとで潮風に吹かれながらランニングすると、めっっっっちゃくちゃ気持ちいいですね!!
連休最終日というのがまたいい。このもうすぐ夕方になる時間帯とほのかな潮の香りがなんともいえない「旅行の最終日」感を漂わせます。明日の朝イチで発つんだ。良い旅行だったなあ。

ただ充実感はあるのですが、当然疲れるので夜なんもする気が起きないのは考慮が必要だと思いました。


Numberの将棋竜王戦開幕特集号を読みました。良い、良いですね。

一流の将棋ライターを揃えて取り上げるテーマも絶妙、すごく「本気」で作った特集です。
勝又先生による広瀬九段評、「アウトボクサー」というのがとてもしっくりきました。いわゆる終盤が強いと言われるタイプの将棋は最終盤の速度と正確性にひときわ強い輝きを見せるのに対し、広瀬将棋は終盤の入り口あたりでリードを作るのがうまい印象です。そのリードの作り方も相手を突き放すだけでなくうまく相手の攻めを遠ざけ遅らせるような好守が多く、これをアウトボクシングというのが膝を打つようなうまい表現でした。

他にも竜王戦をテーマとした特集で「行方尚史/真田圭一/中田宏樹」と竜王戦ドリームに挑むも届かなかった棋士たちの記事を組むセンスも素晴らしい。
他にも「ハッシーの今」として電撃的な引退から1年半を経た橋本崇載元八段のインタビューなど、とにかく目の付け所があまりにシャープ。
とても良い特集号でした。