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23/03/21 総統、豆花、蕃茘枝

なんか今日は暑いなあと思ったら最高気温が31度でした。明日は32度で明後日は33度だそうです。最高!

朝から客先に出勤、お昼は近所の食堂へ。
写真も撮ったのですが、普段食べかけでも平然と載せる僕がちょっとためらうくらいに「食べかけ」だったので載せません。焼売のラー油がけみたいなやつと蒸しキャベツの香り豚オイルがけみたいなやつがおいしかったです。

午後からは別のお客さんのところへ。歩いて連れてってもらったのですが、その途中に中華民国総統府の前を通りかかりました。せっかくなので警備のおじさんに許可を取って写真を撮らせてもらいました。

そのまま通り過ぎようとすると、そこへ警察車両にはさまれた何台かの車が通りました。「蔡英文(現台湾総統)が乗ってるよ」と教えてもらいました…え、マジ? 台湾で一番偉い人と数メートルの距離になっちゃった。日本に30年以上住んでて総理大臣の半径1km以内に入ったことすら多分ないのに。

客先で会議が終わり、15時半にして仕事が終わってしまいました。オフィスに戻ってもいいしホテルに帰ってもいいと言われたので、そうなればやることはひとつ。

おやつを食べます。

ここ最近4日間で3杯目の豆花です。だってうますぎるんだもん。僕が美少女ならキャラ立ちするレベルで食べてます。二次創作では冷蔵庫に入れといた豆花を誰かに食われてそうです。

豆花は既に日本でもだいぶ知られているとは思いますが、未だに「豆腐プリン」と注釈されていたりするのを見るとまだまだ認知される余地がたくさんあると思います。もっと知られてほしい。数年後には四条貴音のソロ曲の名前にもなっててほしい。

そしてこう数々の豆花を食べるとやりたくなるのがランキング付け。前にも何度かこの日記で書いていますが、僕はランキング付けが好きで、同じカテゴリのものに複数触れるときはだいたい自分の中で評価をランキングしますし、誰かと話すときはその人のランキングを聞きたがります。

現時点での評価を整理してここにまとめておくことにします。


1位:小南門伝統美食、豆花(誠品信義店)
デパ地下のフードコートにあるお店。ここは素材一つ一つの主張が強い個人技タイプで、シロップも豆花もトッピングもそれぞれにくっきり境界線がある感じ。黄色いわらび餅みたいな澱粉ゼリーがおいしかったです。

2位:明池豆花(城中店)
今日食べたところ。茹でピーナッツと花豆、澱粉ゼリーをトッピングしたのですが、こちらは逆に全てが優しい味で調和する感じ。素朴な「豆の香り」がよかったです。

3位:迪化街のどこか
適当に歩いていたらついた、いま調べたところ恐らく迪化街のどこかと思われる豆花屋さん。2件隣にも豆花屋さんがあり、そっちは店の目の前に臭豆腐の屋台が出ていました。味はちょっとゴチャついていた印象。


おいしい豆花も食べたのでホテルに帰ります。
近所のスーパーで買物をしてから、朝行列ができたのを見かけた駅ナカのお店で点心を買うことに。焼き小籠包とキャベツまんを買ったのですが、この焼き小籠包がめっっっっちゃくちゃうまかったです。小籠包と肉まんの中間くらいの感じ。台湾はおいしいものがそれはもうたくさんあるのですが、肉まん系統は特に簡単にうまさの天井を突破できる食べ物かもしれません。絶対また食べます。

さて、夕食を点心だけにしたのは、これを食べるため。
釈迦頭!!

別名バンレイシ(蕃茘枝)、カスタードアップル、シュガーアップルなど。森のアイスクリームと言われたりもするそうな。台湾でとれる南国の果物です。

手で簡単にほぐして食べられます。
味はとっても甘い!ですが、口に入れて最初にする味が爽やかなので、どんどん食べられます。かなりおいしい果物です。種があるのですが、口の中で種から実を外すときの感触が気持ち良いです。
甘さと見た目からアイスクリームと言いたくなる気持ちもわからないでもないのですが、個人的には良い意味で果物のカテゴリだと思います。よく熟れたメロンとかと位置的には近いかも。
香りが結構特徴的で、どう例えたものか考えていたのですが、完食しての結論は「よそんちのシャンプー」です。石鹸とかそういう系統の香りがします。

おいしかった!そして、結構腹持ちします。