見出し画像

23/08/01 蘇澳(1) 夏のレプリカ

は~るばる~~きたぜ~~

蘇澳スーアオ

宜蘭県南部の山と海に囲まれた比較的小さな漁村なのですが、なぜここへ観光へバカンスに来たかというと、ここに世界でも稀な冷泉があると効いて興味を持ったため。

お昼は同僚に教えてもらったシーフードのお店「富美活海鮮」に行きました。
ここがとってもよかった!同僚情報にハズレなし。

フロントでディスプレイされた魚介を選んで調理法を選び、席に着くと持ってきてくれます。白飯は食べ放題。つまり、新鮮な魚介を好きに選んで好きな料理でいくらでも白飯を食っていいという最高の場所なのであります!

イカのボイル、空芯菜の炒めたの、アサリのピリ辛和え、蒸した魚の煮たのを食べたのですが、この蒸し魚が最高でした!!

僕は日本でも煮魚がかなり好きなんですが、日本の煮魚より好きかもしれない。蒸した魚の身はサッパリしていながら特有の旨味がじんわり広がってきて、ネギや生姜の薬味と煮汁がそれを引き立てます。煮汁は揚げ出し豆腐に似た感じ。日本に帰ってもこの料理を食べられるところを探したいと思うくらいクリティカルヒットでした。

実は夜にもシーフードを食べに行ったのですが、この形式…最初に食材と調理法を選んで白飯は食べ放題というのはここな定番スタイルみたいですね。ただ夜のお店と比べてこの富美活海鮮はハチャメチャに安かったので大人気も納得というところ。

その後は海沿いを歩いてアイスを食べて、そのまま川沿いを歩いてホテルへ向かいます。

うーん実に景色がいい。「夏休み」の具現化って感じだ。毎年夏になるとこんな田舎に帰省していたかのような存在しない記憶がよぎります。

…ん?

犬いんじゃん!!

なんか特に困ってる様子もなかったので、本当にただ水浴びしてるだけだったのだと思います…。

そしてホテルの部屋には内湯がついているのです!サイコー!温泉も冷泉も入れるようになってます。しかもオーシャンビュー!

ホテルの屋上にはプールもついていて、海を見ながらひと泳ぎして模範的な夏休みの度合いをさらに高めちゃいました。

そしてホテルの部屋でゆっくりすることといえば…そう、ミステリを読むこと。やっぱり夏はクーラーとミステリ!

温泉は濃厚な鉄の匂いのするものでした。冷泉は全く色が違っていたのでまた別のものなのでしょう。名物の冷泉は水温22度、繰り返しになりますが世界でも珍しいもので…水温が低いので、浸かりにくいです。追い焚きありませんか?(身もふたもない)

お風呂上がりは部屋のテラスで夕涼み。ミステリも面白かったし、良い一日だったな〜…。