23/10/21 最近読んだマンガ(23年10月)

タイトル的に月次でやってる記事みたいに見えますが、前回を書いたのも今月でした。

ぐるぐるてくてく

今年の個人的大ヒット作品である「今日からはじめる幼なじみ」の作者である帯屋ミドリ先生の過去作品。こちらは男女のラブコメではなく女子高生の先輩後輩+αのお話です。
「散歩部」という部活の活動として街歩きをする、それがほとんどすべてのお話なのですが、僕自身街歩きが好きなのでランダムウォークの楽しみや丹念に書き込まれた背景を見ているだけで楽しいです。池袋周辺のエリアがよく出てくるので、知ってるところがちょくちょく出てくるのも嬉しい。

違う宮原お前じゃない

こちらは帯屋ミドリ先生が原作のラブコメなのですが…めっちゃ良い!!
宮坂も雪比良さんもかわいいんだよなあ…。ともすれば誰かがヤなヤツになってもおかしくない構図を描いているのにそうなっていないのは卓越したバランス感覚だと思います。
とっても好きな作品!

スーパードクターK

無料で毎日コツコツ読んでいます。
「校医編」があることは事前にWikipedia等で読んで知っていたのですが、本当にノーモーションであるエピソードからいきなり校医として就任しそれが続くので驚きます。
そしてこの校医編…その他のパートと比べてあまりおもしろくない…!本作の魅力である、人間讃歌が通底するカラッとした語りは健在なのですが…。

靴の向くまま

新米靴職人を主人公に据えたお話。押し付けがましくない励ましの人間ドラマと靴作りのうんちくが主成分の温かい読み物です。前者に傾きすぎないバランスでずっと行ってほしいな。あと、靴の話だけあって作中に登場する靴がとても丁寧に描かれていて、これを見ているだけでも楽しいです。

「珈琲をしづかに」と同じ作者さんなんですね。こっちも以前読んでしみじみ良かった覚えがあります。

はらぺこ少女と探偵と

キャラがかわいい。
いわゆるこのホームズ由来の服装ってもう今や女の子の服装になった感があります。インバネスコート好き!

ウマ娘 プリティーダービー スターブロッサム

サクラローレルの顔が大変好み。
「シンデレラグレイ」でも思いましたが、サクラ一族の瞳に桜の紋様が浮かぶデザイン良いですよねえ。シンデレラグレイでサクラチヨノオーがスパートするとき瞳の桜の花びらが散る演出がめちゃくちゃ好き。

ストーリーについてはまだまだこれからかな。でも14話やってなお「まだまだこれから」をやってられてるというのは大事に育てられてる、長い目で書かせてもらえてるということなので大きなコンテンツの強みだと思います。

蒼天航路

いま一番ハマってるマンガ。やっと劉備が出てきたところです。

曹操が主人公の三国志なのですが、それゆえに劉備が主人公のよくある三国志とは違ったキャラの味付けを楽しめます。
そしてやっぱりなんといっても曹操が魅力的。元々劉備が主人公の三国志においても、特に日本の作品では魅力あるキャラになっていることが多い曹操ですが、若い彼の破天荒なキャラクターは推進力があります。劉備の王道に対して曹操は覇道。
曲線的ながら力強い絵柄とハッタリの利いた表現、さすが名作ですねえ。

好きな子がめがねを忘れた (1)

「目が悪いため目を細めて距離が近い女の子萌え」という一刀流で勝負してくる。良い、萌えです。これ10巻以上続いてるらしいんですがめがね忘れすぎでは…?
ところで散々言われてることだろうとは思うのですが…近視なの?遠視なの?