21/01/30 【感想】無能なナナ(1-7巻)

なんか夜に突然仕事スイッチが入って気づいたら1時になってしまった…この「その気になったら休日家で仕事できる」というのも平日に仕事の手を進まなくさせる逃げ道なので封印したいですね…。

ハヤカワミステリマガジンで紹介されていて面白そうだったマンガ「無能なナナ」を読みました。おもしろくて現在の最新7巻まで一気読みしちゃった。

いわゆる能力バトルもので、能力者の学園に転校してきた主人公のナナがクラスに溶け込んで能力者を暗殺していくというお話です。
相手の能力やその制約を推測しながら暗殺を試みる能力バトルと同時に、クラスメイトに怪しまれないようにこっそり殺していかないといけないという人狼ゲームみたいなサスペンスが進行していくのが面白いところ。
このふたつが組み合わさることで、「クラスに毒を使う能力者がいることを利用して、そいつに毒殺の罪をなすりつける」みたいなことが可能になったりするんです。他にも主人公が疑われないように自分の能力を偽装したりだとか、能力バトル人狼というシステムが縦横に生かされています。
ずっと緊張感のある展開が続き、ぐいぐい読ませる良作です。

それにしてのあの女子の制服、脱ぎ着めんどくさそうだなあ。
…と思ったけどボタン外して前パーツを取っちゃえば後はファスナー下ろしてストンで済むから案外必要な手数自体は少ないのか?

絶海の孤島にある学園。そこでは人類の敵に対抗すべく、若き能力者達が訓練に明け暮れていた。
そして転校生の主人公も同様に「人類の敵抹殺」を胸に、行動を開始する…。
想像をことごとく裏切る、正義と悪の知略サスペンス開幕!!