21/02/06 にじさんじ×マーダーミステリー『消えた緑仙の謎』

…を遊びました。

​■ ストーリー
緑仙。素直になれない性格のせいで高校デビューに失敗。
友達を作るために配信を始めた 18 歳の高校 3 年生。
そんな緑仙の配信である日事件が起きる。

緑仙宛てに謎の予告状が届き、そして緑仙が行方不明になったのだ。
この事件に……緑仙と縁の深いライバーが巻き込まれていく……。

夢追翔(ゆめおいかける)
加賀美ハヤト(かがみはやと)
社築(やしろきずく)
花畑チャイカ(はなばたけちゃいか)

彼ら 4 人のライバーが巻き込まれたこの事件を視聴者である君が解決する。
これは、リスナーによるライバーとの絆の物語だ。

プレイヤーはライバー(Vtuber)の視聴者という立場で配信を見ながら真相に迫っていきます。パッケージにはライバーの配信という設定の音声ファイルや動画ファイルが入っており、進展によってそれを見ていくという仕掛けです。

「プレイヤーは視聴者」というのが一番の特徴で、ある種当事者たちの外側から事件に関わるのがおもしろいところ。
それでいて視聴者である各プレイヤーのやりとりはSNS上で行われるという設定なので、視聴者どうしのやり取りから騒ぎが大きくなって状況が変化していくこともあったりして、このあたりはテーマが生かされていてグッときました。

マダミスという形式上ネタバレになってしまうので多くは語れないのですが、マーダーミステリーをはじめて遊ぶ人でも楽しく遊べる作品だったと思います。4人の中に好きなライバーがいるという方には特におすすめです。

以下はマダミス初心者の自分が開催するまでの諸々の覚書。

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今回は僕がパッケージを買って知り合いを集めて開催したのですが、プレイヤー4人の他にGMが1人必要だったのでもう1人誘ってGMをやっていただきました。一度っきりしか遊べないものなのでせっかくならプレイヤーで参加したいですもんねー。
マーダーミステリーにはプレイヤーの1人がGMも兼任できる、もしくはGMなしで全員で読み進めながらプレイできるものも多いようなのですが、このゲームはできることなら専任GMを立てたほうが良さそうな感じがしました。でも全員で読み進める方式でもやってやれないことはないと思います。

このゲームパッケージではオンラインセッションのサポートツール「ココフォリア」の使用が推奨されています。推奨と書かれてはいますがこれ前提で作られていたので実質必須です。今回はこれとオンライン通話ツールを使って行いました。

事前に一度リハーサルに集まってツールの使い方を(特にGMの方に)確認していただいたり、マーダーミステリーを初めて遊ぶ方もいたので無料で遊べる小粒なマーダーミステリーをひとつやってみたりしました。
とにもかくにも一度しか遊べないものなので慎重になってましたね。リハーサルで遊んだマダミスが普通に面白かったので、やってよかったと思います。

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ゲームのパッケージ以外に「ライバーが実際にこのゲームを遊ぶ動画」も売られていて、こっちは買うつもりはなかったんですが、実際に自分でやってみると人がやってるとこ見たくなってきますね…!