23/04/09 アメリカンイーグル
そういえば「アメリカンイーグル」が実は台湾にはあったりしないだろうか…と、ふと気になって調べてみたのが昨晩のこと。
アメリカンイーグルとはアメリカの洋服ブランドで、かつて日本でも展開していたのですが、2019年に日本から撤退してしまいました。
大学時代気に入っていたので思い入れのあるブランドだったのですが、それが台湾には展開してるようでググるとサイトが出てくる!
これは行ってみようと思い立ったが吉日、Googleマップでお店の場所を調べて地下鉄を乗り継ぎやってきました。
マップを頼りにお店の場所へ向かったのですが…その…。
あまりこう…栄えてない…というか…ほんとにこんなところに海外洋服ブランドの店舗が…?
不安を胸にいだきつつ、不安定なGPSに翻弄されて行きつ戻りつしながらGoogleマップの指し示す場所に辿り着いてみると。
アメリカンイーグルという名前の英会話教室でした。
今日の予定が一瞬で消し飛んでしまった。日曜、完!
…というだけで帰るのは流石にアレなので、遅いお昼ごはんを食べていくことにします。「東引小吃店」というお店に入りました。
「榨菜肉絲乾麺」「蛋花貢丸湯」「白蘿蔔」というのを頼んでみました。
3つ目の「白蘿蔔」が特に全く想像つかず、最初白ブドウかと思いました。ちなみに紅蘿蔔というのもありました。紅ブドウかと思いました。
全くわからないので、調べないで頼んでみることにしました。
白蘿蔔は大根の炊いたん!
後から調べたのですが、蘿蔔が大根の漢名なんですね。
そしてこのお店…めちゃくちゃレベルが高い!!
榨菜肉絲乾麺は麺とザーサイ、白菜や細かな肉を下にあるタレと絡ませて食べるのですが、このタレがニンニクの効いたパンチのあるもので分かりやすくうまいです。食べてるとどんどんうまくなってくるという台湾の食べ物の強みを持ちながら、なおかつ一口目のパンチ力も兼ね備えた二段攻撃持ちのパワーフードになっています。
台湾の麺類っていわゆる日本のラーメンとかまぜそばとかとは別ジャンルでおいしいって感じだったのですが、これは日本のそういう麺類と同じジャンルで戦いつつそこで高得点を出してくる感じかも。この店を引っこ抜いて日本に持って帰ったら一発で人気店になると思います。
そしてスープもまた良い。
でっっっっかいハンバーグが入っているのですが、これがまたうまくて食べごたえ抜群。
そこに白菜のたっぷり入った優しいスープがちょうど相性バッチリで、非常に満足感があります。
この東引小吃店というお店は馬祖という離島の料理を出すお店なのだそうで、東引というのもそこの地名なのだそう。馬祖は台湾よりもむしろ中国に近い離島で、文化的にも台湾とは一風変わっているのですね。
ところでこのお店、11時開店で翌明け方4時まで営業しているのだそうですが…失礼ですが、その…こんなところで朝4時まで何を…? 英会話?
(※ちなみにこの日記を書くために調べたところ、アメリカンイーグルは昨年日本再上陸したそうです)