24/04/02 最近読んだマンガ(24年3月)

前回から1ヶ月空いたのは、漫画から少し離れていたからです。

今日から始まった集英社の漫画をKindleで買うと半額分がポイントで還元されるキャンペーン(※)でウィッチウォッチの持ってない巻やジョジョランズの2巻、ちがう宮原おまえじゃないの1巻を買いました。こういうときに「心の積読」が役立つんだよなあ。
(※対象となる作品についてはAmazonで確認のこと)

ジョジョランズ、1巻を読んで「これならもういいかもなあ」と思ったのですが、なんだかんだ2巻も買っちゃった。

数日前、最近出た「ご注文はうさぎですか?」最新刊12巻を読み始めました。この漫画は各巻の最初の方に登場人物紹介を兼ねた見開きイラストがあるんですけど、思わずiPadのページをめくる手を止めてしばらく見入ってしまいました。
そして本編もすごすぎる。元々「ごちうさ」はこの手の4コマ漫画としてはひとつの完成形ともいうべき作品でした。ほとんどの話でレギュラーキャラクター全員を無理なく登場させてちゃんと話を成立させているという地味にとんでもないことをやっていたのです。ところが最近の巻でレギュラーキャラクターが追加されたんですよね(ナツメ・エル・フユ)。そしてどうなったかというと…3人増えてもなおレギュラーキャラクターがみんな各話に無理なく出ている!
これに伴い、1コマ1コマに登場する人の数が目に見えて増えています。でも全然無理して詰め込んでる感じはしないんですよね。本当に彼女たちの成長に伴って生きる世界が広がって豊かになったのがそのまま紙面に自然に表れている感じ。
私も全く次元の違う話とはいえ4コマ漫画の同人誌を出してさんざん苦労したことがあるんですけど、そのときに痛感したこととして「コマに映ってる人物は少なければ少ないほど楽」。当然。
つまりKoi先生はあえて修羅の道を行っているわけで、なのに前にもまして絵はきれいになっていて…12巻のチノちゃん、やけに色っぽくないですか? やっぱり前巻ラストのあれで変化があったのでしょうか…いやはや、本当にすごすぎる。

ところで僕が「ごちうさ」で一番好きなキャラはあんこなのですが、最近見てない気がします。

ブルーロック」を読み始めました。こういう独自のロジックを胸張って押してくるハッタリのきいた漫画、好きです。

乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ」を4巻まで読みました。4巻にして濃いなあ。悲惨な描写がちゃんと悲惨で、絵のグロさだけに頼らない質感があります。主人公と敵対する側にも味方側にも醜悪さみたいなものがあり、気高さのようなものもある。宗派対立の「イヤさ」がねっとりあらわれている良い漫画です。