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23/11/05 十一月の最高の日曜

日曜日!今日の目標は「無理をしない」です。

地下鉄に乗って中山駅に行きました。
中山駅とその隣の雙連駅の間は地下道で繋がっています。昔は寂れた地下道だったそうですが、誠品書店という書店が出店し、地下道は横に真っ直ぐ続く本屋になっています!

地下道がずっと本屋!好きなもの✕大好きなもの!これだけでテンション爆上がりです。

こんな感じでずっと書店の棚を眺めながら隣駅まで行けるという仕組み。すべての地下鉄にどこかしらあってほしいシステムです。

一見フロアガイドのように見えるのですが平面図、通路のどのへんまで進むとどんな本があるかという一本道の地図です。

誠品書店は本屋をいわゆる本屋っぽくない感じにアレンジする試みを数多く行っていて、色々見た中には本の扱いがあまり好きではないと感じるものもありはするのですが、それでもアップデートしながら書店でやっていくぞという気概はとても素晴らしいものだと思います。

書店浴で気力を充電したのち、地上に出て「稲町屋」というカレー屋に行きました。
台湾にもいわゆる日本風のカレーライスの店はあり、日本で言う「本格的なスパイスカレー」にあたるところを出すお店もあるのですが(以前行った「台北月見ル君想フ」なんかもそうですね)、そこから分かれて日本風カレーではない「台湾風カレー」というものが出てきているのだと聞きました。
これはぜひ食べてみたいと思い、その台湾風カレーとして挙げられていたこの稲町屋に来てみた次第。

色々メニューはあるのですが、こういうところではまずチキンカレーを頼むべし。

うまい!!
日本の分類でいうとスパイスカレー。スパイスが「新鮮」な感じがします。大阪系のスパイスカレーに雰囲気が近いかな、生パクチーもよく合います。いま思うと台北月見ル君想フのカレーも雰囲気が近いので、あれも台湾風カレーの系譜なのかもしれませんね。
そして唐揚げの形で出てきたチキンもまたうまい。食べると肉汁が染み出してくる特A級の唐揚げチキンです。これはこれで最高なのですが、でもこれだけカレーの完成度が高いとチキンも一緒に煮込んだタイプのチキンカレーも食べてみたくなっちゃいますね。

飲み物はセットについてきた自家製ブラックティーなのですが、これも非常にうまかったです。台湾のいわゆるブラックティーは独特の風味があるので最初は好みが分かれるかもしれませんが僕は好き、そしてここのはその中でもトップクラスにおいしかったです。

デザートのプリンも大変おいしゅうございました。
ここ、また来ちゃうだろうな。

満点気分で近くの「赤峰街」へ。
古くから続く町工場なんかが並ぶ下町なのですが、近年リノベされてカフェやブティックなどが並び、通りの雰囲気を保ったまま文化的なストリートになったのだそうな。

なんとなく入った「HAVEN」というセレクトショップの2階がカフェになっていて、雰囲気も良かったので雑誌を読みながらエスプレッソトニックをいただくことにしました。

マスターは日本語の通じる方で、日本語の雑誌も置かれていました。
なので久しぶりに日本語の雑誌を読んでのんびり。良いお店でした。

それにしてもこのあたりは本当に良さげなカフェが多い!
更に「ブックカフェが並ぶ通り」なんてあるんですよ。1店あるだけでも嬉しいものが通りで!?

ブックカフェの入り口がこれなの良すぎる。

あと歩いてたらナガノ先生のグッズショップが出店してそこだけ雰囲気が全然違っていたのが面白かったです。
あはっ あはっ こんなになっちゃった…

なっちゃったからにはもう…ネ…(入店)