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23/07/10 奇異果鳳梨多多

最近よくフルーツジュースを買って飲みます。
大体バリエーションとして「果汁のみ」「水割り」「牛乳割り」「ヤクルト割り」があり、面白いと思うのがこのヤクルト割り。
漢字表記を見ると「鳳梨多多」みたいに書かれています。鳳梨とはパイナップルのこと、そして多多は以前書いた、ヤクルト3.5本分くらいのデカさがあるヤクルトライクな乳酸菌飲料です。
僕が行ったジューススタンドはメニューに英語表記もあったのですが、それを見ると「Pineapple Yakult」と書かれています。多多はあくまでヤクルトライクな飲み物なのでヤクルトとは別物。きっと多多を「英訳」しようとしたときにヤクルトになったのでしょう、面白い。ゲーム機全般が「ファミコン」と呼ばれるような趣があります。
「芭楽多多」、グァバのヤクルト割りを買って飲みました。うまい。

…と思っていたのですが!!
またその店に行ってまたヤクルト割りを頼んだんですよ。
で、なんとなく作るところを見ていたのですが…確かにヤクルトを入れている! ちゃんとヤクルト菌が入ってるあのヤクルトです。正規品のヤクルトって同じ売り場の近くにあるほかの乳酸菌飲料より一回り高いじゃないですか。あのヤクルトです。
つまりこのお店は贅沢にもヤクルトを使っているのに商品名では多多を語っているということになります。なぜ…?
ヤクルトは台湾でも全くマイナーということはなく、スーパーでもよく売られていて、しかも人気でよく売り切れています。なので「ヤクルトだと伝わりづらいから多多表記にした」ということはない、と思うのですが…。

ちなみにドリンクはビニールでラップされて提供されるのですが、出来上がりを待っているとなぜかラップ前の紙コップを渡されました。
え、どういうこと? と思ったのですが、店員さんが指さすミキサーを見ると微妙にジュースが残っている。理解しました。

「1杯分より多くできちゃって紙コップに入りきれなくなったからちょっと飲んで減らして」

ということなんですね。大きく二口飲んでコップを返すと、ミキサーに残っていた分を注ぎ、ラップして渡してくれました。いい気分。

ところで「奇異果」とは何か、わかりますでしょうか。果はもちろんフルーツのこと。じゃあ奇異とは何か。普通に単語として読むとわかるかも。


正解はキウイフルーツです。