23/06/08 深夜のミステリィ

昨晩、風呂で本を読んでからパジャマ姿で感想を書き、完成間近というところで部屋の電話が鳴りました。

僕は台北市内のホテルで暮らしてるんですが、隔週の支払いがまだなのでフロントまで降りてきて払えという。先週払ったばっかりじゃろがいということを伝えたのですが、電話だと埒が明かないので、しょうがなくまた着替えて降りていきました。お風呂入った後にこんなことさせるんじゃあないよ。あとお風呂入った後に英語をしゃべらせるんじゃあないよ。こっちはもう脳も舌もふにゃふにゃなんですよ!

先週の支払明細を持ってフロントに降りたのですが、しかし電話してないというんですね。お願いして誰がかけたか探してもらったんですが、フロアの誰も電話していないという。どういうことだ…?

そこで眠りかけていた灰色の脳細胞がうごめいたのです。
これ絶対僕を部屋から誘い出してその隙になんか盗むやつじゃん!! 色んなもんで読んだ!!
…でもなぜわざわざ夜にニセ電話をしてまで…? 昼間は普通に仕事に行っているのでいくらでも盗みに入れるはず…ハッ!
そうか、昼間僕が出かけているときには部屋にないもの…それは僕の仕事鞄!! 悪党は海外から招聘されたスペシャルな技術者であるところの僕の技術を盗み出すべく卑劣な罠を仕掛けたのだ!!


…部屋に戻りましたが仕事鞄は一切変わりなく、未だに何があったのか謎のままです。