23/11/27 最近読んだマンガ(23年11月)

自分でやっといてなんですが…これ毎月記録するの、いいな!
先月のを見返して、1ヶ月前は今と全然違うマンガを読んでいたことに驚きました。僕が無料公開のマンガばっかり読んでるせいでもあるのですが…。

葬送のフリーレン

面白!!!!!!!
今まで注目する機会はいくらでもあったのに全く認知すらしていなかったのが恥ずかしいくらい。最近剣と魔法のファンタジーものってだけで目線を切っちゃうようになってるのかもしれない…。

好きなところはそれはもういっぱいあるのですが、一級魔法使い試験の最終試験でゼーリエが面接する回が妙に好きです。本当にただ人物評を言うだけで、言ってしまえば降って湧いた理屈をこねるだけなのですが、それでいてめちゃくちゃ読ませるんですよね。このマンガのハッタリのうまさ、作品世界の堅牢さを感じさせます。

今更勧めても読み放題はもう終わってるじゃない。

虚構推理(20)

前巻から跨いでいた「かくてあらかじめ失われ…」完結!いやあ、本当に良いマンガです。これは小説の方ですでに読んでいたのですが、それでもたくさん楽しめました。

たびたび書いていることではあるのですが、このコミカライズはやっぱり絵が綺麗で迫力があるのがいいです。ミステリはケレン味。そしてケレン味にはやはり絵に迫力が要る。
また、普段「ミステリの文章」と呼んでいる独特の出汁の部分をマンガの画面づくりに落とし込むのが実にうまい。

ミステリをやる媒体として、マンガは小説と比べて視点人物の制約がゆるいので、原作小説よりもカメラワークの自由度が高くて新しい見え方がしますね(もちろん原作小説のカメラワークは読者である僕が勝手に感じているだけなのですが)。たとえばいわゆる探偵が関係者を集めて語るようなときに、その様子を天井のカメラから見下ろしたような構図で書けるのは視点人物を必要としない強みだと思います。

TOUGH 龍を継ぐ男

案外「なにっ」って言わないな…でも「なんだぁっ」は確かによく言うな…じゃなくって!
面白かったです。「高校鉄拳伝タフ」も最初の方だけ読んだことがあるのですが、個人的には「龍を継ぐ男」の方が好きかも。

蒼天航路

引き続きめちゃくちゃ楽しく読んでいます。今は官渡の戦いの途中。曹操が主人公なので、今まで読んだ吉川三国志や横山三国志ではさほど印象に残っていない袁紹がバリバリ出てくるのが新鮮。
でも曹操、最近それっぽいこと言って逆張りしてるだけに見えてきたのでいい加減官渡の戦いを片付けてほしいな。

偽物協会

雰囲気が良いな~。絵も好き。

「偽物協会」。 そこは、既存の生き物の枠からはみ出してしまった「偽物」たちの集う場所。

https://www.sunday-webry.com/episode/3269754496551508154

という、意地悪な言い方をすると「わざとらしい」設定なんですが、絵柄でそのいやらしさみたいなものがほどよく緩和していると思います。リアリティラインの設定がちょうどいいというか。

アイドルマスターシャイニーカラーズ 事務的光空記録

ジムシャニ…お前はシャニマスの柱になれ!
このまま順調に伸びていけばU149やゲッサンミリオンになれるポテンシャルを感じます。

よふかしのうた

ずっと単行本で追ってたんですけど、新刊が出るたびに前の巻を読み返すようになり、だんだんそれが面倒になってここ数巻読めてなかったんですよね。
すげえ面白くなってる!こう、エピソードの収束のさせ方に独特の雰囲気がありますよね。宮内悠介作品を連想させます。
いよいよ完結が近づき、惚れた腫れたの話に理屈をつけるという原点に帰ってきてめちゃくちゃ面白いです。

変人のサラダボウル@comic

今月はサンデーうぇぶりづいていましたね…。
フリーレンとよふかしのうた、偽物協会、後たまにジムシャニを読むためにサンデーうぇぶりを開いていたら見つけたこのマンガをなんとなく読んでいます。

個人的に、異世界に転生するより異世界から転生してくる方が好き。