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23/04/02 ハレ晴レユカイ

今日はなんと! 晴れました!!

ここ2週間くらいずーっと曇りか雨だったんですよね。今日は久しぶりに青空を見られました。
すいかもでかい!!

でかすぎる

そして街歩きをしていると!!

紀伊國屋書店があるわけですよ!!

見かけたサイトでは台北の日本語書籍を置いてる本屋ではジュンク堂書店が一番品揃え豊富、紀伊國屋書店はその次、というニュアンスで書かれていたのですが、実際来てみると明らかに紀伊國屋書店の方が品揃え豊富です。これは僕が文芸書ばかり見るからというのもあるのかもしれませんが、他の本もこっちのほうが多いし単純に売り場も広い気がするよ…?

昨日のジュンク堂を更に上回る強い本屋の登場にテンション爆上がりです。
角川文庫の『黒死館殺人事件』を見つけて思わず買いそうになってしまったほどです。日本から台北に持ってきた2冊の小説のうち1冊がまさに黒死館殺人事件だというのに。

ちなみに日本から持ってきた僕の河出文庫版『黒死館殺人事件』はロサンゼルスの紀伊國屋書店で12ドル60セントで買ったものです。

世界の紀伊國屋書店で黒死館殺人事件を集めるアクティビティに多少の魅力を感じないでもなかったのですが、さすがに自重しました。数冊しか本のないホテルの棚になぜか同じ本が2冊あるの不気味すぎるし。

ちなみに『黒死館殺人事件』は、その昔太平洋戦争期に南島へ出征した兵隊さんがただひとつの私物として持っていったというエピソードが知られています。出征の気持ちは僕には察するに余りあるのですが、黒死館殺人事件をただひとつの私物に持っていく気持ちはわかります。
なぜならこの本はずっとわけわからん話をしているため全く筋が頭に入ってこず、そのおかげで何度でも読めるからです。もう5回くらい読んでるのに台北へ持ってきた理由の半分もそこにあります。

ちなみに理由のもう半分は癒やし効果があるからです
もひとつちなみに日本から持ってきた2冊の小説のもう片方は『法水麟太郎全短篇』です。

せっかく来たので1冊本を買い、しかも有料会員にもなりました。
年会費NT$500(約2,200円)もするのですが、なんと書籍が1割引になるという神会員。メンバーカードをウキウキで財布に入れました。
でもこれ元を取ろうと思ったら紀伊國屋書店でいっぱい買わなきゃだな…でもジュンク堂書店でも買いたいんだよな…ぜいたくな悩み~!

デパートを出ると、すっかり晴れてとても気持ちの良い時間になっていました。ちょうど日本の5月みたいな天気、つまり最高ってことです。
一駅ゆるゆると街を歩き、まだ明るいうちに帰りました。良い休日でした。

ただ、豆花のダブルヘッダーをしたのはさすがにやりすぎだったかもしれないと反省しました。


夜、買っておいた台湾パイナップルを切りました。

ちなみに一晩バナナと一緒に袋に入れて追熟させようとしていたのですが、パイナップルはそもそも追熟しないそうです。はい。

うまい! 実はパイナップルはイガイガするのが苦手だったのですが、台湾パイナップルはあまりイガイガしないので食べやすいです。
日本でよく見るフィリピンのパイナップルだと芯の部分は硬いため取り除くのですが、これは芯の部分まで食べられます。

パイナップルの甘さは下の方に溜まると事前情報を仕入れてはいたのですが、ハッキリわかるぐらい甘さが違ったのが面白かったですね。
良いデザートだったなー。ところでこれ、飲み物は何を合わせるのがいいんでしょうね? 一応ウーロン茶を用意したのですが、あまり良いウーロン茶じゃなかったのがイマイチだったな…。