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23/04/04 ベストプレイス

5連休の4日目。

お昼に「温州大饂飩」で温州抄手麺というのを食べました。
温州大饂飩というのもすごい名前ですが、なぜか饂飩関連は名前のスケールをデカくする流れがあるらしく「饂飩大王」というのも見たことがあります。あと温州大饂飩は外でも見たことがある気がするので、のれん分けしているのかもしれません。

ちなみに温州抄手麺は「ワンタンとシューマイの中間みたいなのが載った温かいぶっかけうどんの細いやつ」でした。どの部分が温州でどの部分が抄手なのかわからないので再現性に乏しいですが、うまかったです。
台湾で食べられるご飯モノは炒飯やルーロー飯など日本でもポピュラーなものが多いのですが、麺類はなんというか、日本では中華料理屋でも見かけないものが結構多いです。そんな中で今回のぶっかけうどんは比較的日本にもある側のものかもしれないです。


さて、今日この町に来たのは…植物園に行くため!

台北植物園、果たして最高の場所でした。
まず植物園というだけでだいぶ最高度が高いのですが、入場無料で静か、そもそもの気候が亜熱帯なので僕の愛する熱帯系の植物園になっています。屋外スペースが充実しているのが良いですね。

水場があるのも嬉しい

はぁ、幸せ…。今回の台北滞在で訪れたスポットの中で一番好きです。電車代100円そこそこで来られるなんて幸せすぎる。こんなん通っちゃうよ。台北で過ごす最後の週末とかになっても普通に来てそうな気がします。

準備中の温室?なんかもありました。
こういう植物のためのスペースがゴリゴリの人工物と組合わさってるの、結構好きです。

以前シカゴの植物園に行ったことがあるのですが、そこは植物園全体が真球形の温室になっていて、その中に組まれた鉄骨ベースの立体的な順路を通るようになってるんですね。ガラス張りの巨大な球体、その中の熱帯植物と黒い鉄骨のコントラストが非常に非現実的で、とても良かったことを覚えています。

話は台北植物園に戻り、半周すると蓮池のそばに座れるスペースがありました。気温は夏日だったのですが、広葉樹で日差しが遮られ木々の間を抜けてきたそよ風が当たるのがこの上なく心地よい。しばらくのんびりしていました。ずっとここにいたいな…。

めちゃくちゃ良かったのでGoogleマップに「Favorite Place」としてマップしたところ、なんかえっちな場所みたいになりました。Googleマップくんはもうちょっとこう、ピンのデザインを…。

植物園を出て歩いていると、小さなカフェを見つけたので入りました。

Peloso Coffee Roastersというお店。本がいっぱい並んでいて作業中の人が多い、僕の好きなタイプのカフェです。
スペシャリティコーヒーに力を入れてる感じで、抽出法からブレンドの種別まで色々選べました。フルーティ〜ハーバルめのやつを勧めてもらい、ハンドドリップで淹れてもらいました。それとチーズケーキ。
植物園の後ここにいくコンボは休日の過ごし方としてちょっと良すぎますね。勝ち筋ひとつ見つけちゃったかもしれません。

コーヒーは浅煎りで香りを楽しめるものでした。こういうコーヒーに力を入れているとこってとにかく苦いのを飲むのが格好いいという二次元ロリキャラみたいな思想を押し付けてくるところもあるのですが、それの真逆をいくコーヒーでとっても好印象。

ちなみにローカルフード以外は値が張るという台北の原則に従い結構高いです。1,200円くらいしてます。ここぞの時に使う勝ち筋だなこりゃ。

調べたらなんか日本でも記事になってました。


その後、なんとなく龍山寺まで歩いていき、参拝したり夜市を歩いたりしました。観光ガイドブック的にはこっちがメインもメインになるはずですが、長くなったので割愛させていただきます。