気心体の一致 で運勢上昇
人間の体内で肉体(行動)と霊魂(精神)が相反する時と一致する時がありそれを調整するのに神は人間に心という無形の臓器を与えた。
(※この神については宗教的な神という意味合いではなく宇宙とか全体性を表わしてると私は理解しています)
人間何事を成すにも精神、肉体、心の三点が合致しないと成功はできない。この合致を「気心体の一致」という。
「気心体の一致」を現代的に換言するならば
何かを起こそうとする時、やる気を起こし頭を使って方法を考え、いつでも稼働できるように準備しておいてチャンスを待つ。そして自分が起こすであろう行動の方法を決定し、気を充実させておいて時期の瞬間は心でキャッチして心で決定する。同時に体を動かせれば必ず成功します。
(※原典算命学体系より)
ここからは今現在の私の解釈です。
気=精神=霊魂=本能
体=肉体=行動
この気と体を繋げて調節するのが心。
心は実在しないし調整するのは自分次第。そして命式に乗ってこないのも心。
天冲殺とは気(本能)を形にしよう(行動)するにもその気が形作られる空間がない(冲殺、空亡)ので思い描いた成果を出しづらいのではないでしょうか。
誕生日から割り出される命式からは気と体を知ることはできますが、そこを繋げる心はその人本人の中にしかない。
自分の命式を知り、本能や行動パターンを知ることも大切ですが心を整える、心を鍛えることが大切で、そして気心体の三位一体がうまく稼働した時に運勢が上昇するのでしょう。
そして自分の気・体と世の中の気・体の関係性を見て吉凶を知ることもできるのが占術の強みです(時期運読み)それを踏まえて自分の心を整えてジャンプすべき時にジャンプし、かがむ時にはしっかりかがむ。そのコントロールにも心を使っていく必要があります。
高尾先生は本の中で「時期の瞬間は心でキャッチして心で決定する」と書いてらっしゃいます。
決定する羅針盤は心にあるのでしょう。
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