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アレルギー向けの食事≒お金持ちの食事

ミシュランの星が付くようなお店ではおそらく、化学調味料を使用せずちゃんとダシを取るだろうし、鮮度の悪いお肉や魚などは出てこない。

お肉はきっと、餌にこだわったり、育て方や鮮度管理もしっかりと管理されているのだろう。

つまりは私の食べられないものリストから、外れた食事が出来る可能性が高い。

◾️少しも食べられないもの◾️
・添加物などの人工的なもの(アミノ酸などの化学調味料、保存料、マーガリン、ショートニング、人工甘味料、農薬)
・市販のお惣菜(酸化した油、添加物)
・市販の調味料(添加物、加工に人工的な処理を加えたもの)
・市販のお肉や卵(餌や加工に人工的な処理を加えたもの)

結婚していた頃、寛容な元夫のおかげで外食する機会が結構多かった。にも関わらず、それほどアレルギーが酷かった記憶がない。

花粉の時期や、食事が洋に偏ったり、暴飲暴食をした時など、回避する対策を打てそうなものが多かった様な気がする。


つまりそれは元夫がしっかり稼いでくる人で、食事にお金をかける人だったからではないか、と、離婚して家計の規模がガラリと変わったことで気が付いた。


どこかのホテルの上の方のイタリアンで、スープの説明をされた時、「これは旬のソラマメだけでダシをとった…」という話しを聞いたことを思い出す。

なるほど、やはり化学調味料が入りこむ隙間はなさそうだ。たまに使うかもしれないけど、積極的に使われてるとは考えにくい。

そうするとアレルギー向けの食事とは、育ちの良い素材を、鮮度よく繊細に調理した食事、となる。


これ、材料揃えるの絶対高い。


昔いたオーガニック商材扱う企業の顧客も、いわゆるリッチな人たちが多かった様に思う。


そのままを漢方医に相談してみる。今の経済状況ではとても無理だ、と。


そうしたら、その答えとは、「そやろな。その体が伝えるメッセージをどうするか、という問題やから。」

「つまりは何を選択するか、どこで生きるか、の話。」

「都会で対応しようと思うとお金はかかる。鮮度や素材の質で考えると田舎は都会よりそういうのは優れているかもしれない。」

と、生き方をどうするのか、どうしたいのか、と逆に問われた。


アレルギーは、食品単発で引き起こされるものもあるけれど、生活環境全般が影響する。空気や水、ストレス…、と本人にしかその適量、最善が分からないものだ、と。

それから3年、先生と相談しながら、自分のアレルギーの反応に向き合ってきた。


一つの正解は、結婚してた頃の様な、”厳選された素材の食事をすること。”そこは家計的にほぼ不可能なので、食事より生活環境全般の方に答えを探す。


”空気や水がキレイな環境で暮らすこと。”

これは自然環境の多い田舎ということだけど、たまに行くだけで、その時に食べられる食事のジャンク度は、都会の比ではない。

都会ではアレルギーの反応が怖すぎて(皮膚が爛れるから)飲めないお酒や、なんならコンビニで買ったもの食べても、都会ほどアレルギーの反応は出ない。

小旅行くらいの期間(5日間)滞在したら、すっかりジャンクでもほぼ反応が出ない。

自然が多いということと、5日も休むことでほぼ仕事のストレスもフリーだから、食事で多少無理しても、私の体は対応出来る、という答え。


つまりは、アレルギーが私に伝えようとしているメッセージは、

◇都会に住むなら、厳選された素材の食事にする。(甘いものとお酒は原則禁止)※仕事のストレス、環境の汚染度によって厳選度が変わるよ。

◇田舎に住むなら、なんでも食べてよし。※多少のストレスは大丈夫。

どちらかでのみ対応が可能、ということだ。


漢方医はいつも「アレルギーにむしろ感謝したらどうだ。自分が本当にしたいこと、望むことを伝えてるだけやで。麻痺して何かの病気になるよりええやろ。」とアレルギー側の味方だ。


これから私の経済状況が、結婚当時の水準になることは、おそらく自力では難しいし、育児と両立しながらの仕事のストレスを圧倒的に下げることもほぼ不可能だ。

となると、2つ目の正解、田舎に住むことしかない。今の私が自力でアレルギーを気にせず、心地よく生きるためには。

やっぱりそれしかないか。

いつも立ち止まるのは仕事のこと。結婚する前はフリーランスや自営業をしていた。独り身は気楽だから、なんとかなるかと、好きに生きることを優先していた。

娘が生まれて、自分より大切な存在、守るものが出来たら、そんな不安定な暮らしは怖すぎて足踏みし続けている。でも娘のせいで立ち止まったことにはしたくないな。

また、一緒に乗り越えようか、娘さん。

いつも応援ありがとうございます♡