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無意識のうちに舵をきっていた2022年

実のところ…2022年というのはこれまでになく無意識。そして気づいたら全然違う場所にいた。(このnoteを書き出している大みそかの今、よくわからなさすぎて、なんだったらちょいネガティブな感情が勝っています。)本当にぜんっぜん何していたか思い出せないので、事実の振り返りから。

STEP1:出来事を振り返る

【はじめたこと】
・韓国語1on1レッスン:やめたこと一式の代わりに導入

【つづけたこと】
・Kpop推し活動:オフラインイベントの復活により活発に。
・喫茶店巡り:東京の西側を中心に、名古屋・北海道へも遠征。
・キャリアパス、転職検討:内的動機というより環境変化による動機。

【やめたこと】
・パーソナルレッスン、スポーツジム:諸事情により中止
・整体:諸事情により中止
・移住検討:一時中止

STEP2:”無意識”の正体

①”やめたこと>>>はじめたこと”という事実。

後述するライフステージの大きな変化に伴い、自分自身を理想の姿(物理的)に進化させるために続けていた習慣を全部やめることになった。
いわゆるボディメイク、コリなどの不調を整える手わざ、すべてアウトソースして割と成果が出ていた中での中止。自分の何を進化させられたのか今ひとつ思い付かない。

②自分に課する【思考系タスク】が大きく減った”虚無感”。

去年のnoteを見ると企画力と実装力という記述がある。わたしはどちらかというと1→10にする実装力のほうが強くて、苦労なくしかもありがたがられるレベルで仕事にしやすい。さらにキャリアパスとしても他人と被らずに順調に進んでいけることもわかり、会社の案件でもその能力だけを使って爆速で走った。

その反面、記事コンテンツ企画やコンセプトを作ったりするこれまであこがれていたけどなかなかできなくて億劫になっていた仕事をすべて別メンバーに移管した。ディレクションしているという名の下で、結局ほぼ何もできなかったと思う。

③その名の通り、”短期決戦”。

毎年1/1にその年の4字熟語を書初めすることをここ数年続けている。いろいろ考えて決めるというよりは、ふっと思い浮かんだものにしているのだが、2022年の元旦は「短期決戦」。

②の話と連動するが、得意な能力で一瞬で片づけられる案件や家事などだけをした結果、ほぼ苦労なく時間もかからずTODOが終わってしまった。(決戦という文字にはもう少し葛藤がありそうなものだけど…いいのかな。)

STEP3:そして舵をきっていた

実は秋口に子を授かった。去年の今ごろは全く頭になかったが、気づけば妊娠5か月に差し掛かっている。

体調を考えて習慣を変えざるを得なかった9-10月。つわりでただ寝るだけの丸太と化した11-12月。やめたことが多いのも、虚無感ばかり感じる短期決戦を繰り返すのも、すべて無意識のうちに舵をきっていたのだ。そしておそらく2023年に入ればマミー街道を爆走し、マミートラックに乗る。

「母の自分 VS 自我の自分」この議論はいつだって決着がつかなくて、誰かが嫌な思いをするテーマだけど最後の意識がある今のうちに書いておきたい。一種の決意表明だ。

STEP4:2023年に自我で舵をきれるのか?

すでにこの時点で「産後すぐの環境づくり」「保活」「その先の教育」「将来の夢」「特技づくり」「情操教育」「自然の中で暮らせるか」「移住」「貯金」恐ろしい数の検討事項を考え始めている。母の自分だ。その中に自分(自我)はいない、子供のためだけだ。

耳なじみのいい言葉でまとめるなら「母である自分が自分であって、それこそが自我だ」となるだろうがそんな結論は絶対に絶対に嫌だ

(こう思うようになったのは、やっぱり身近な自己犠牲な母たちを見てそうなりたいと思えなかったのと、楽しそうに生きている人がぽろっと「女性は結婚すると面白くなくなって、母になると終わる」と言っていたのがトラウマ的に残っているから。22歳ぐらいからずっと根深くある原体験で、それ以来いろんな議論やロールモデルをみてきたはずなのになかなかアップデートされない。)

私は子供がいくつであろうと一定の自分だけの時間をすごしたいし、だれにも嫌な顔されずに喫茶店に行きたいし、台湾にも韓国にも友達と旅行に行きたい。将来の独立に向けてキャリアももっと磨きたいし、知り合いを増やしたい。子供のための時間と並走してこの経験をこの年齢のうちにしていたい。自我の限り生きていたい。(少しだけジェンダーの話に触れてしまうが、男性なら望めば上記は物理的に達成できるだろう。なら女性だって望んでいいはずだと私は思っている。)家族とはこの話をたくさんして、環境と仕組みをわがままに整える。

自我を保っていられるか、やはり飲み込まれてしまうのか、融合するのか、気持ちはネガでいるのかポジでいるのか…そのどれもが全く見えないけど、来年のnoteには赤裸々に記録したいと思っている。

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