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妻と過ごす日曜昼さがり

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久々のnoteは写真のカフェで書いてます。
僕自身は元々カフェにはあまり行きません。行くときも15分以上いることは、ほとんどないです。

ただ、このカフェは例外です。長居がしたくなります。雰囲気がいい、
ドリンク、フードがおいしいというのも、もちろんあります。
ですが、オーナーご夫婦が僕たちの理想像なのです。
お2人とも物静かです。何度となく、訪ねているので、僕たちの顔は覚えて
いるかと思いますが、決して親しげに話しかけるわけでもなく、でも別々のフードとか頼むと、さりげなく取り分け用のカトラリーを持ってきてくれる
など、とても丁寧な接客です。

お店が少し落ち着くと、奥様が食事しています。ご主人が作ったサンドイッチとコーヒーをおいしそうに、そして、そんなご主人に感謝しているような雰囲気で食事しています。その様子が、何ともかわいらしく、微笑ましいです。
僕のように考える人が多いのでしょう。駅からも離れ、かつ今日は朝から雨にも関わらず、お客様はひっきりなしにです。

妻はカフェが大好きです。時節柄、今は友だちとカフェでおしゃべりする機会はなくなりましたが、買い物帰りや仕事帰りに立ち寄るお気にいりのカフェが数軒あります。
対して、僕は外で呑むのが大好きです。お気に入りの飲み屋やBarもあります。が、やはり時節柄、外呑みの機会はなくなってしまいました。

先日、カットに行ったときのことです。僕と同じく外呑み大好きなご主人が、「外で呑めないのが、こんなにツラいとは思わなかったです。」と言われてました。奥様もイケる口と聞いていたので、「家呑みでも楽しめるんじゃないですか?」と尋ねたところ、「お互い、外呑みができないストレスからか、家呑みだと、よくケンカになるんですよ。」とのことでした。

妻に「確かに外呑みできないのはツラいなぁ」とぶつけてみたところ、
「もし、カフェに行けず、家でしかコーヒー飲めないとなったら、それはツラいので、気持ちはわかるよ。」とのことでした。
妻はほとんどお酒はたしなみませんが、自分のことと置き換えて話してくれました。

僕は妻を賢いと思うのは、嗜好や趣味に合わないことも、必ず、「何度かは」つき合ってくれること、「自分がもしそうなったら?」を色々類推して考えられる柔軟性だと思ってます。カフェのご夫妻といい、妻といい、居心地のよさを覚える日曜の昼さがりでした。


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