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日記:親知らず抜歯

冬から右下の親知らずが伸びてきたらしい。
親知らずが横向きに埋没して生えており、それが伸びて(?)奥歯の根本に当たっていた。
右の奥歯で噛むたびに痛くて、完全に左側の歯しか稼働していない状態となっていた。
歯医者からは病院の口腔外科を紹介され、一ヶ月待ちの末にいよいよ手術を行うこととなった。

午前中は仕事をして、同僚からがんばれ〜痛いよ〜と激励を受け病院に向かう。
病院には早めに着いてしまい一階の喫茶店でカフェオレを飲みながら、親知らず抜歯ブログを読み込む。なにか知らないことに挑戦するときに体験談のネットサーフィンをする癖がある。
15分前に受付を済ませて待っていると、医者から呼ばれる。目力が強く、ガタイがよく、肌が小麦色に焼けていて、頼りがいのある印象で、簡単に安心した。
いわゆる歯医者の椅子に座り、リスクの説明を受ける。
顎の神経に当たると麻痺が起こることや奥歯の支えがなくなりグラグラになったら抜くことになる等、しかし、やってみなきゃあわからんとのこと。人の身体に絶対はないんだな。

歯医者の椅子がリクライニングしてベットのようになり、口の部分だけくり抜かれた布を被せられて何も見えなくなる。
動物のお医者さんで、部分麻酔だったので自分の盲腸の手術を照明の鏡部分に映してガン見したというエピソードがあったのでウキウキしていたのだけど、その点は残念だった。菱沼さん好きです。
麻酔を何回か打ち感覚もなくなる。医者の口大きく開けてくださ〜いを合図にウィーンガガガバキッパキッガガガウィーンと話に聞いた通り工事である。
麻酔はしているが、頬肉が傷ついたとき?神経にズンズンきた時は地味に痛みがあった。
耐えられなくなかったが、痛かったら手を挙げてくださいね〜の手を挙げてみたいというやつで一回だけ挙げた。
手術は二針縫い、三十分ほどで完了した。

術後の説明で痛み止めは効くまでにタイムラグがあるので痛くなる前に飲んでくださいと言われたが、説明中にズキズキ痛んだので手で何度か頬を触るとすぐ飲んで良いですよ〜と言われた。察していただいてしまったありがたい。

翌日、頬の腫れはお手本のように大玉の飴舐めてる顔になった。記念に何枚か撮影した。経過観察で毎日撮影してストップモーションアニメみたいにしようと思う。

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