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箱根駅伝2023 明治大学(戦力分析・エントリー選手編⑤)

明治大学体育会競走部のファンとして、記事を投稿します。
今後も、ファンの皆さんと交流できると嬉しいです。
箱根駅伝2023エントリー選手の分析編の5回目の投稿となります。
今回は、1年生4人を取り上げます。
4人とも駅伝やハーフでしっかりと成績を残していますので、
全員が出場してもおかしくありません。

⑬吉川響 (1年 世羅・広島)
昨年の都大路4区での軽い走りをみて、
長い区間やアップダウンに適性があるように思いました。
大学に入ってからは、U20や法大定期競技会、早大競技会など、
とにかくはずさない選手です。
個人的には明治の秘密兵器的な存在だと思っており、
箱根まで温めておきたい選手だったのですが、
予選会メンバーや28分台の選手を差し置いて、全日本6区で駅伝デビュー。
残念ながらテレビではタスキリレーのみであり、
ファンの方の写真でしか走りを追うことができなかったのですが、
1年生としては合格点。
4年の箱根駅伝までメンバーに入っていけそうに思います。
来年は伊勢と全日本のアンカーを走って欲しいですね。
箱根では、監督も本人も5区での起用を明言しており、
目標は72分あたりになると考えます。
【自己ベスト】
  5000m :14.10.88
  10000m:29.01.27
  ハーフ:なし
【駅伝成績】
 1年:全日本6区7位

⑭堀颯介 (1年 仙台育英・宮城)
将来のエースを期待される1年のうちの1人。
非常にイケメンです。
高校3年時に日体大競技会で「28.40.90」を出していましたが、
予選会前の早大競技会では、セカンドベストの「28.53.18」。
夏合宿以降での充実ぶりが伺えます。
都大路では3区と6区を任されましたが、
昨年の伊那駅伝では1区5位という記録も残っています。

入学時はスピードランナーというイメージでしたが、
世田谷ハーフではチーム2位で走っており、
長い距離もアップダウンいけるように思います。
将来的には2区、4区も任されそうですが、
現状では6、8区あたりに適性を感じます。
【自己ベスト】
  5000m :13.58.00
  10000m:28.40.90
  ハーフ: 1.04.15
【駅伝成績】
 なし

⑮室田安寿 (1年宮崎日大)
大学に入ってからは、春シーズンから順調に力を付け、
裾野トラックミートでは櫛田選手の後ろで7000mくらいまで粘り、
初の10000mを30:33で走破しました。
夏合宿はAチームで主力と共にし、その中で予選会出走を勝ち取り、
チーム7番手は非常に価値ある結果となりました。

佑樹監督も駅伝職人と評しており、
単独走&長い距離での活躍が期待されることから、
箱根では8~10区に適性を感じます。
十分、復路メンバーに名を連ねる可能性があると思ってます。
【自己ベスト】
  5000m :14.17.92
  10000m:30.33.13
  ハーフ: 1.04.29
【大学駅伝】
  1年:箱根予選会チーム7番手 1.04.29 82位

⑯森下翔太 (1年 世羅・広島)
昨年の都大路では1区の区間賞。
青学に進学した塩出主将欠場の穴を埋め、
吉川選手とともに優勝に貢献しました。

大学入学後の春シーズンは、なかなか結果が出なかったのですが、
夏合宿で主力と遜色のないパフォーマンスを発揮したようです。
期待された箱根予選会では、腹痛の影響もあり
チームに貢献することは出来なかったのですが、
祐樹監督から夏合宿では主力と考えられていたこともあり、
全日本の1区で駅伝デビューを果たしました。
途中、第2集団を引っ張る場面もあった中の8位。
良い流れを児玉選手に渡し、合格点の走りができました。

都大路や全日本の結果から、1区の適性は十分です。
箱根ではスピード区間の1、3、7区に適性があると思います。
【自己ベスト】
  5000m :13.56.12
  10000m:30.03.72
  ハーフ:なし
【駅伝成績】
箱根予選会 チーム12番手 1.08.06 330位
 1年:全日本1区8位

選手分析編は以上となります。
最後まで御覧頂き、ありがとうございました。

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