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チョウザメの難しさ

チョウザメにおける短射程の動き方について書いて欲しいとの要望を受けたので、まとめます。この記事では、主に、①チョウザメのステージ構造と難しさ、②短射程がやりがちな質の悪いプレイとその対策、③エリアとホコの立ち回り(要望があれば他のルールも随時追加)の各項目について書きます。

※2024/02/10 再編

① チョウザメのステージ構造と難しさ

ルールを問わず、チョウザメはリスポーンから分岐して以下の4つのルートでステージ中央に向かうことができる。

右から順に、(1)回転式の連絡路、(2)右壁と左小高に挟まれた下層フロアの狭い道、(3)中央高台、(4)中央高台から左側に伸びる金網下・脇。

この中でステージ中央付近に辿り着いた際に最も見通しが悪いのは(2)と(4)。チョウザメのステージ中央は左右にスロープが備えられた台形型になっているので、上記2ルートを通った際には台形の小高い部分が邪魔をして対岸の敵が全く見えない。ステージ中央に向かって敵と相対するまでに自キャラ視点から敵位置が見えないというのが、チョウザメの難しいところ。

一方、ステージ中央から敵リスポーン側にかけての地形は、敵の位置を見る分にはかなり都合が良い。中央高台に登れば左高、正面、右高の全方位に目が届くし、下層フロアの左ルートから広場〜さらにその上の段に繋がるスロープにかけても見やすい。右ルートの正面壁際は右高と金網裏の敵が見えにくいものの、一段後ろに下がればこれも回避できるぐらいには見通しが良い。

まとめると、ステージ中央の台形を挟んだ対岸側の敵が見えにくいことがチョウザメで1番難しい点。中央を制してしまえば索敵のしやすい地形と言えるので、まず優先して対処した方が良いのは、見えにくい地形にどうやって対処するかって点。

② 短射程がやりがちな質の悪いプレイとその対策

短射程は文字通り射程が短く、メインで敵を倒そうと考えたら敵に近付かないことには何も始まらない。しかし、前項に記載した(2)と(4)のルートを使って中央に向かうことが多い短射程にとって、ステージ中央付近の見通しの悪さは敵に近づく際に大きな障壁となる。

よくやりがちなのは、敵も味方も(2)のルートを通って中央付近に辿り着いた際、互いに見えない状態で”正面衝突するかのように”対面するパターン。これはかなりギャンブルに近いプレイで、武器の射程・dps・キル速・範囲の影響を多分に受ける。

例えば、視覚的に見えないところからでも曲射+範囲攻撃で2〜3確を出せるフィンセントなら武器相性によっては凸って筆を振るだけで複数キルをとることが出来てしまうが、基本的に1 vs 1しか出来ず精度の良いエイムが必要なシューター枠の武器は同じプレイが出来ない。フィンセントとわかばシューターが(2)のルートを通って台形中央で”当てずっぽうに”インクを出し合った際に上手くいく確率が高いのは、明らかに前者というのは何となく分かると思う。

では、比較的安全な対面方法は何か?前項の(1)と(3)のルートは長射程がよく使うイメージだが、チョウザメのステージ構造の悪さを考えると、短射程も積極的に使うべきルートだと思う。ひとまず見えるところに移動して索敵→それから下層フロアで対面というパターンを積極的に採用したい。(2)と(4)のルートを使って真っ先に中央へ凸る際は、自分の持ち武器と敵の編成に含まれる武器を比較し、十分にキルがとれる見込みを持つ必要がある。 

そもそも台形付近で戦わないというのも手。例えば、ステージ中央付近に向かうと見せかけ右奥に抜けて戦いやすい場に敵を移動させる、台形下のトンネルを利用して別ルートに抜ける等の対策は良いと思う。地形的な見えにくさは相手も同じなので、ここに来るはずと思わせて行かない、相手にしないという行動は結構刺さりやすい。ステージの塗り状況や編成、敵の配置などを考慮して臨機応変に対処したい。

③-1 エリアの立ち回り

ステージ中央を制した側から敵リスポーンにかけての見通しが良いことを踏まえると、チョウザメのエリアは前線を上げて抑える側が圧倒的に有利。エリア確保かつ敵が後退したら下層フロアの左右ルート、正面高、敵側広場〜右高周辺で潜伏・スニーキング等を駆使して上手く敵をキルし続けたい。

ここで注意なのは、自チームのプレイヤーが正面に行きすぎると左高からエリア側に敵の抜けが発生しやすいこと。ボムやポイセン持ちのプレイヤーは左高を牽制しつつ、正面の押さえに徹すると良い。

もし抑えが失敗して打開のフェーズになった場合、敵の位置が見渡せる正面高の確保が優先。正面で塗って耐えたりスペシャルを吐いたりしながら、隙を見て高台を奪いに行く。キルは頑張ってとる、根性。敵が正面に居らず左右のどちらかに固まる、あるいは前線を上げすぎてる場合は抜けも通るので一旦エリアを確保しに行くというパターンも覚えておくと良い。

③-2 ホコの立ち回り

そのうち書きます。

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